ワンちゃんと寝るのって、あり?なし?

子供のころからワンちゃんと寝るのが夢で、念願のワンちゃんを家族に迎えてからは寝ても起きてもいつもワンちゃんと一緒…。

そんな幸せな生活の中でも、ふと頭に「ワンちゃんと寝るのって、ありなの?」なんて疑問が浮かんだりしませんか?

世間では、「ワンちゃんと寝るのはNG」と書いてあるペットのしつけの本があったり、「ワンちゃんと寝るのは不衛生」という年配の方までいらっしゃったりしますし、何が正解なのかなかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、ワンちゃんと寝るのは「あり」なのか、「なし」ならなぜナシなのかについて調べてみましょう!

ワンちゃんと一緒に寝るのがアリなワケ

ワンちゃんと一緒に寝るのが「あり」なワケは、どのような理由が考えられるでしょうか?

ワンちゃんと一緒に寝るメリットは、「ストレスの軽減」、「ワンちゃんとの絆」、「冬は暖かい」、昼間一緒にいることができない人は「ワンちゃんの寂しさ軽減」、などが考えられますね。

ワンちゃんと触れ合うことは、飼い主さん的にはストレスの軽減になりますし、癒されることで病気などにかかりにくくなる、免疫力がアップするといったメリットが考えられますね!

夏は暑いかもしれませんが、冬は暖かくて一緒に寝ていると気持ちが良いですし、ワンちゃんと昼間一緒に入れない飼い主さんは、ワンちゃんの寂しさを解消する効果も期待できます。

ワンちゃんと一緒に寝るということは、「ネガティブ」にとらえられがちですが、実はこのようなメリットがあるのです!

ワンちゃんと寝るのがナシなワケ

ワンちゃんと寝るのがナシなワケは、いくつかの理由があるようです。
よくある理由としては、「衛生的な理由」、「ワンちゃんと飼い主の上下関係への悪影響」、「ワンちゃんの精神状態によくない」に分けられるようです。

それぞれについて、どうすればよいのか考えてみましょう。

衛生的によくないってどういうこと?

ワンちゃんと寝るのは衛生的によくないって、どういうことなのでしょう。
ワンちゃんは家族の一員であっても、動物なんです。

そして動物には、人畜共通の感染症があります。

この人獣共通感染症(ズーノーシス)の感染リスクが、一緒に寝ていると高まってしまうのです。

そのため、ワンちゃんと寝るときは寝具の洗濯をこまめに行い、ワンちゃんもマメにお風呂に入れて、ノミやマダニがつかないよう、ブラッシングも毎日しましょう。

散歩から帰ったらお風呂など、ルーティンに入れてしまって習慣にするのがお勧めです。

また、一緒に寝ていると顔を舐められたり、口をなめられてしまうこともあるかもしれませんが、これはお勧めできません。

というのも、やはり感染症が気になるから!
カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症、パスツレラ症、皮膚糸状菌症、イヌ・ネコ回虫症、ブルセラ症、エキノコックス症などなど、調べてみるとたくさん出てくるかと思いますが、どれも自分で防ぐことができる感染症です。

ワンちゃんとべったりするのは良いですが、衛生面では少しだけ気を付けることが大切ですね。
また、もともと喘息やアトピーといった疾患を持っている人は、ワンちゃんと寝るのは残念ながら避けたほうが良いですね。

なんでワンちゃんと寝ると飼い主の上下関係に影響するの?

ワンちゃんが飼い主さんと一緒に寝ていると、上下関係を間違えて覚えてしまうことがあるといわれています。

その上下関係を間違えて覚えてしまう現象を、権勢症候群(アルファシンドローム)と呼び、病気ではなくあくまで「症状」の一つだそうです。

どんな症状なのかというと、ワンちゃんが、飼い主さんより上に立とうとして問題行動を起こしたりしてしまう状態になるのだそうです。

権勢症候群のよくある問題行動4つとは?

権勢症候群になると、どのような問題行動を起こすのでしょうか?
よくある問題行動の4つが、

・飼い主さんの言うことを聞かなくなる。
・散歩のとき好き勝手に歩いて飼い主さんを引っ張る。
・飼い主さんを噛む。
・飼い主さんにマウンティング(腰を振る)をする

という行動です。

飼い主さんの言うことを聞かなくなり、やりたい放題になってしまうと飼い主さんでも手が負えなくなってしまい、ワンちゃんにとっても飼い主さんにとってもつらい未来になってしまっては困りますよね。

マウンティングって何?なんでやるの?

そもそもマウンティングって、なんでやるんでしょうか?

ワンちゃんがマウンティングをしてくると、「そんなに私が大好きなんだねえ」なんて目を細めている飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、ワンちゃんは「お前は自分より下だぞ」という確認行動だったりするのですね。

もちろん、遊んでいるつもりだったり、興奮してやる子もいますが、人間にとっては恥ずかしい行為なのでやめさせるのが適切でしょう。

オスだけでなくメスだけでも、マウンティングはやりますが、不適切な行動なのでやめさせたいですよね。

マウンティングをやめさせるには、マウンティングをしてきたら、10分間飼い主さんがワンちゃんと離れて完全に無視するのが効果的だそう。

逆に、しかりつけたりしてしまうと、ワンちゃんは遊んでいると勘違いすることもあるようなので「無視」がよいのですね。

ワンちゃんとの上下関係を保つコツとは?

昔の人は、ワンちゃんとの上下関係をしっかりさせるために厳しく接したりしていたこともあるかと思いますが、このかかわり方は現代ではNGとされています。

それでは、ワンちゃんにはどのように上下関係を覚えてもらうとよいのでしょうか?
実は現代のワンちゃんと飼い主さんたちとの関係は、どちらかというと、お父さんお母さんと子供たち、といったかかわり方が一番良いとされているようです。

ワンちゃんに甘えさせつつも、だめはダメと毅然とした態度をとること、愛情たっぷりに接することは確かに子育てと似ているかもしれませんね。

子供同様ワンちゃんにも、反抗したい気分の時はあるはず。
問題行動を起こすとき、飼い主さんが「どう考えても、これはわざとやっているなあ」というときもあるかと思います。

理由を考えてみると、「家族のお出かけに連れて行ってもらえなかったから」、「散歩に行けなかったから」など、わかりやすい原因があったりするんです。

やむを得ないときもあるかもしれませんが、ただ飼い主さんを困らせるために問題行動を起こしているのではなく、「こうしてほしい」という気持ちが表れているのですね。

かといって、ワンちゃんの思い通りにはいきませんし、だめはダメなので覚えてもらうしかないですが、我慢した時は褒めてあげるなど「認めてあげる」ことも大切!

飼い主さんの接し方次第で、ワンちゃんの行動も変わってくるのです。
子は親の鏡、といいますが、案外ワンちゃんも飼い主さんの鏡だったりするのかもしれませんね。

甘やかしすぎるのはNGですが、愛情をたっぷり持って接してあげることが一番大切なのですね!

ワンちゃんの精神状態によくないってどういうこと?

飼い主さんと常に一緒に寝ているワンちゃんの場合、飼い主さんが入院などになった場合や、災害で別々に非難することになってしまった時、また、やむを得ない場合のペットホテルの利用の際などに、ワンちゃんの精神が不安定になってしまうと考えられます。

分離不安症とも呼ばれますが、ワンちゃんが飼い主さんと常に一緒にいないと不安になってしまう精神状態のことで、飼い主さんがいないと落ち着かなくなってしまいます。

分離不安症にならないためにも、ワンちゃんが飼い主さんと一緒に寝ない日も作るなどして、対応しましょう。

終わりに

いかがでしたか?
ワンちゃんと寝ることは「NG」といわれていたりもしますが、ワンちゃんと寝ることはやっぱりやめられませんよね!

ワンちゃんと一緒に寝て可愛い寝顔を見ると、イヤな出来事もすっかり癒してもらえちゃいますし、ワンちゃんが一匹で一生懸命お留守番をし、寂しい気持ちになっていたとしたら、その寂しさの解消にも役立ってくれます。

ワンちゃんと寝る人は、あまり神経質になりすぎることはありませんが、ワンちゃんとキスはせず、こまめに掃除をしたりワンちゃんをお風呂に入れるなど、「衛生面」を気を付け、ワンちゃんが一人で寝るときも作るなどしてワンちゃんが分離不安症にならないように心掛け、あとは愛情たっぷり子供を育てるように、ワンちゃんに係ってあげること。

これで、ワンちゃんと一緒に寝ても問題にはならないのではないでしょうか。





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