リードを引っ張り続けるワンコの解決法はコレ!

ワンちゃんの散歩、夏は暑いし冬は寒い!
北風に向かってワンちゃんと散歩していると、鼻水が垂れそうになってしまいます。
かわいいワンちゃんがいくら喜んでも、外を歩くのは時に面倒くさいものですよね。

特にワンちゃんが大の「引っ張る」ワンちゃんだったらなおさらのこと!
「ワンちゃんにリードを引っ張らせてはいけない」ということはわかってはいても、引っ張るなと言ってもワンちゃんは引っ張るものなんですよね~。
そんな「ワンちゃんにリードを引っ張られて困っている飼い主さん」のために、リードを引っ張り続けるワンちゃんの解決法を調べてみました。

そもそもワンちゃんがリードを引っ張るのはなぜか?!

ワンちゃんがリードを引っ張ったら、「ダメ」などと声をかけて散歩されていませんか?
けれど一向に引っ張るのをやめてくれないワンちゃん。
それは飼い主さんを下に見ているからなのか?
それとも聞く気がないのか?
わがまま?

あんまりに引っ張られると、「もうっ!」と怒ってしまいたくなりそうですが、ワンちゃんの引っ張り癖の原因は飼い主さんにあることがほとんどなのだそうです。

いろいろな方法で引っ張るのをやめさせようとしたかと思います。
けれどまだ引っ張り癖が治らないのは、その方法が間違っていたからの可能性が大なのです!
ワンちゃんがリードを引っ張る理由はいくつかあるようですので、一緒に見ていってみましょう。

理由その①ワンちゃんが散歩に行くとき「興奮状態」だから

皆さんご存じの通り、ワンちゃんは散歩が大・大・大好きですよね?!
早く行きたくてウズウズしているので興奮状態に陥っているのです。

解決法は?

ワンちゃんが散歩に行くときには、「ワンちゃんの状態が落ち着いてから出かける」という方法が効果的だそうです。
ワンちゃんは「落ち着かないと外に出られない」と学べば、少しは心を落ち着けてから出かけることができるようになります。

ドアを開けようとするとドアに鼻をくっつけるようにして興奮している状態が見えたら落ち着かせてあげましょう。

理由その②ワンちゃんの散歩量が足りていないから

ワンちゃんが散歩中、いろいろなところの匂いを嗅いで落ち着かない様子を見せたり、周りのことがとても気になっているようであれば、散歩量が足りていないことが考えられます。

解決法は?

ワンちゃんの散歩というと、なんとなく30分程度を連想してしまいそうですが、一言でワンちゃんといっても体の大きさは犬種によって様々ですよね?

そのため、犬種によっては必要とする運動量にかなりの差が出るようです。
牧羊犬や狩猟犬として活躍したワンちゃんたちをルーツに持つ犬種の子たちは、やはりかなりの運動量が必要となるようですよ。

例え超小型犬でも、それなりの散歩量は必要となりますので、超小型犬だから散歩は5分で十分などと思われている飼い主さんは、ぜひ散歩に出るようにしてあげてくださいね。

超小型犬(チワワ、シーズー、ポメラニアン、ヨークシャー・テリアなど)でも1回あたりの散歩時間は20~30分必要だそうです。

柴犬やマルチーズ、ミニチュアダックスやフレンチブルドッグで、1回あたりの散歩時間は30~40分。

トイ・プードル、ビーグル、ミニチュア・ピンシャー、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、ミニチュア・シュナウザー、ボストン・テリア、ブル・テリアのサイズで40~50分。

それよりも大きいボーダー・コリーやイタリアン・グレーハウンド、ダルメシアン、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、ゴールデン・レトリーバー、アメリカン・コッカー・スパニエル、ラブラドール・レトリーバー、シベリアン・ハスキー、ジャーマン・シェパード、ジャック・ラッセル・テリアなどになってくると、散歩時間は1回1時間以上が適切なのだそうです。

散歩量が足りているか足りていないかの目安としては、散歩に出かけている準備をしているときに、興奮せずにおとなしく待てているか、散歩中リードを引っ張らないで歩くことができているか、散歩から帰って家に入るのを嫌がらないか、散歩から帰って落ち着いて過ごせているか、またムダ吠えやワンちゃんの方から遊ぼうと誘ってくることが少ないか、家具をかじったり、おもちゃを破壊したりしていないかも散歩量が足りているかのバロメーターとしてみることができるそうです。

十分な散歩をしてあげることで、ワンちゃんも落ち着いて散歩ができるようになり、引っ張らなくなるそうですよ!

理由その③ワンちゃんに引っ張られるがままに散歩しているから

ワンちゃんが散歩中に引っ張るからと、ワンちゃんに好きなように引っ張らせて、飼い主さんは後ろから歩いていませんか?

ワンちゃんに従って飼い主さんが歩いてしまうと、ワンちゃんは自分に主導権があると勘違いしてしまうのです。

そればかりではなく、ワンちゃんが強くリードを引っ張っていると、飼い主さんも散歩の間ずっと腕や足腰に力を入れなくてはならず、散歩が憂鬱になって早く切り上げたくなりますよね。

これでは悪循環に!
あくまでもリーダーは飼い主さんであり、散歩中の主導権も飼い主さんにあることをわからせなくてはなりません。

解決法は?

散歩中、ワンちゃんがリードを引っ張るようでしたら、ワンちゃんが周りの何に気を取られて引っ張っているのかをまず認識しましょう。

それは他のワンちゃんかもしれないですし、電柱の匂いかもしれませんし、スズメや鳩のような鳥たちかもしれません。

認識した後は、ワンちゃんの意識を飼い主さんに持ってこさせるようにします。
そのため、ワンちゃんと散歩中には飼い主さんから積極的にワンちゃんに話しかけてあげましょう。

そして時たま立ち止まって、飼い主さんを見上げさせ、アイコンタクトをとるとよいそうです。

ワンちゃんがリードを引っ張ることを許すとどうなる?

ワンちゃんがリードを引っ張ることを、初めは直そうとされるかもしれませんが、そのうち面倒くさくなって、「まあいっか」となってしまう飼い主さんが多く見受けられます。

が、実はワンちゃんがリードを引っ張ることを許すとワンちゃんの健康にもよくないことがわかっているそうです。
例えば、リードを目一杯引っ張るワンちゃんですが、やはり首に負担が罹りすぎてしまい、気管にトラブルが起こってしまったり、頸椎を怪我してしまったりするそう。

毎日の散歩で気管が慢性的に傷つくことで徐々に弱り、手術が必要になってしまうこともあるそうですよ。

リードを引っ張るワンちゃんは、とりあえず散歩中はハーネスに切り替え、引っ張らなくなるまで根気よく飼い主さんが向き合ってあげましょう。

終わりに

ワンちゃんがリードを引っ張ることは、自然の成り行きのように感じてしまいますが、実は原因は人間である飼い主さんにあることがわかっていただけましたでしょうか?

ワンちゃんが散歩に行ける嬉しさから興奮状態のまま散歩に出かけていること、散歩量が足りていないかもしれないこと、ワンちゃんに従う形で散歩をしてしまっていること。

これらが、ワンちゃんがリードを引っ張る大きな原因のようです。
ぜひ散歩量をもう一度見直し、散歩に行く前にはワンちゃんを落ち着かせること、また散歩中はワンちゃんに常に声をかけ、時たまアイコンタクトを取り、飼い主さんに意識が向くように心掛けてみてください。
ワンちゃんも飼い主さんも、グッと散歩が楽になること間違いなしです!

●参照
犬がリードを引っ張る原因と対処法!異常な場合は健康に問題も…?

【獣医師解説】<犬種別>散歩の量と回数の目安。散歩の際の注意点まで

犬がリードを引っ張ってしまうのはなぜ?その理由と対策など。

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