今年の冬は、日本にとってなかなか大変な冬でしたね。
インフルエンザの流行に、新型コロナウィルスの危険にさらされ、マスクやアルコール消毒製品は売り切れ続出!
そんな状況に驚きが隠せない、そんな日々が続きましたが…。
ここまで大騒ぎになっていること、また新型コロナウィルスの感染源がどうやら動物かららしいということで、ワンちゃんの飼い主さんにとって気になるのは、新型コロナウィルスはワンちゃんにも移ってしまうのかどうかではないでしょうか。
ワンちゃんのインフルエンザ対策も含め、まだまだ油断できない私たちを取り巻くウィルスの対策を考えてみましょう!
目次
新型コロナウィルスは、ワンちゃんにうつるの?
現在中国では、専門家が「ペットから飼い主に感染する恐れがあると」警鐘を鳴らしているとの情報があります。
また、新型コロナウィルスに感染したペットは、処分されてしまうという噂も。
今のところ(2020年2月現在)、ワンちゃんが新型コロナウィルスに感染するかどうかはわかっていません。
けれども、飼い主さんもワンちゃんと接する前、ワンちゃんと接した後は、石鹸でよく手を洗い流すということはやっておきましょう。
ワンちゃんに人間の風邪って移る?
風邪を引いてひどい咳が出ているときなどは、ワンちゃんが近くにくると「うつるのではないかしら?」と思ってしまうものですよね。
実はどんなに咳をしても、ワンちゃんが飼い主さんの口をなめてしまったとしても、ワンちゃんに人間の感染症がうつってしまう心配はないといわれています。
これは、感染力の強そうなインフルエンザでも一緒なんです。
人間のインフルエンザは強力な感染力を持っていますが、それは人間同士だけの話です。
ワンちゃんが一日飼い主さんのベッドで一緒に寝ていても、問題ありません。
もちろん、人間同士ではうつってしまうので、ワンちゃん以外の家族はあまり近づかないほうがよいかもしれませんね!
逆にワンちゃんの風邪は、ワンちゃん同士ならうつってしまいます!
どんなに人間の風邪はうつらなくても、ワンちゃんから風邪はもらってしまうので、散歩のときは注意したいですね。
ワンちゃんの風邪の症状としては、人間同様、咳・鼻水・鼻づまり・くしゃみ・涙目など。
ワンちゃんが集まる場所で感染してしまうケンネルコフは、すでにケンネルコフを発症しているワンちゃんの唾液などでも感染するため、その場にワンちゃんがいなくても経口感染する可能性があるのです。
他のワンちゃんのおもちゃを咥えてしまうリスクは避け、万が一何かを吐き出そうとするように咳をしていたり、ガチョウの鳴き声のような咳をしていたらすぐに動物病院を受診しましょう。
通常は感染から4日~10日で発症し、咳が出始めるといわれています。
犬のインフルエンザって何?
ワンちゃんも、人間のようにワンちゃんのインフルエンザにかかります。
インフルエンザを発症すると、呼吸器系の症状が出るといわれており、咳も10日から長い子は1か月くらい咳が止まらない子も!
そのワンちゃんによって症状も若干違いはありますが、くしゃみをしたり、体が熱かったり、鼻水が垂れることもあります。
万が一多頭飼いしている方は、インフルエンザになってしまったワンちゃんと、ほかのワンちゃんを近づけないように、治るまでは別の部屋で看病してあげてくださいね。
インフルエンザのような症状が出たら、獣医さんに連れていくかと思いますが、獣医さんでは人間のインフルエンザ対策同様、抗生物質で治療することになるでしょう。
また、お子さんがいるご家庭では、ワンちゃんがインフルエンザで体調が悪くても、なかなか理解できずに遊ぼうとしてしまうかもしれません。
お子さんたちにも、ワンちゃんはインフルエンザにかかっているということをよく言って聞かせて、安静にできるようにしてあげてください。
ワンちゃんも、インフルエンザで体が本調子ではないので、一緒に走り回ったり、散歩に行きたがるといったことはないかと思います。
また、風邪を引いたり、インフルエンザを発症しているワンちゃんも水分摂取が大事です。
ぜひ、ワンちゃんの水は空にならないように、いつもより気を付けてあげてくださいね。
元気になってからも、数日の間ドッグランは避けたほうがよいかもしれません。
あまり神経質にならなくても、しっかり休んで水分が取れていればスムーズに回復できるでしょう!
ちなみにワンちゃんのインフルエンザが人間にうつるのか気になるところですが、今のところ前例はないといわれています。
また、突然変異して人間にうつるようになるとも、考えにくいとのことです。
参照:ナショナル・ジオグラフィック https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/061200192/?P=2
ワンちゃんがインフルエンザにかかったときの看病の方法は?
ワンちゃんがインフルエンザや風邪にかかった時、飼い主さんはどうやって看病したらよいのでしょうか?
動物病院へ連れていく以外、どうしたらいいのかなんとなくわからない方のために、ワンちゃんの看病の仕方についても触れておきましょう。
1に安静、2に安静
人間も、ひどい風邪を引いたり、インフルエンザに罹った時は、ぐっすり寝ることで体が元気になったと感じることがありますよね。
どうしてもお仕事などで休めないと、風邪はなかなか治らず悪化しますが、安静にしていれば、元気になるのが早くなる気がしませんか?
ワンちゃんの場合も、風邪やインフルエンザに罹った時に一番大切なのは、安静にできる環境なのです。
静かで、適度な室温のお部屋でゆっくりさせてあげましょう。
水やご飯も、すぐそばに置いておいてあげてください。
ワンちゃんが水分をしっかりとれるように、ご飯も出来ればスープなどを与え、水が飲めていない場合はどうにか工夫して飲ませるようにしましょう。
あまり食欲がないときは、無理して食べさせることはありませんが、ドライフードをふやかして消化しやすいように工夫してあげたり、好物をちょっと混ぜてあげると食べる気になってくれるかもしれません。
簡単なチキンスープなら、忙しい飼い主さんでも簡単にでき、ワンちゃんの食欲がないときも案外すんなりと飲んでくれますし、冷凍ストックできるのでお勧めですよ。
毎日の日課だからと、判で押したように無理に散歩に連れて行くのは、やめておきましょう。
ワンちゃんが出たがるのであれば5分程度を目安にし、長い散歩は全壊してからのお楽しみとしておきたいですね。
手作りチキンスープの作り方
ここでは、簡単にできちゃう手作りチキンスープをご紹介します!
まずは、骨付きのチキンを用意しましょう。
大きな鍋に骨付きのチキンを入れたら、ひたひたになるまで水を入れましょう。
沸騰したら、1時間程度、じっくりコトコト煮込んでいきます。
鶏手羽をスープからだし、身をほぐしてスープに戻しましょう。
さらに20分程度コトコト煮たら、できあがりです!
ニンジンを少々、細かく切って入れてもよいですし、少量のジャガイモもスープに加えるとトロみが出るのでおすすめですよ。
飼い主さんの愛情がこもったスープなら、ワンちゃんもぺろりでしょう!
少し元気になってきたら、カボチャもぜひ積極的に取らせてあげたい食材なんです。
カボチャは食物繊維がたっぷりで、消化器系を助けてくれますし、ビタミンEやナイアシン、ビタミンB6、鉄分、マグネシウム、ビタミンA、ビタミンCなどなど、病後の元気回復をサポートしてくれますからね!
終わりに
いかがでしたか?
新型コロナウィルスやらインフルエンザやら、なんだか冬は人間もワンちゃんも健康を意識せざるを得ない病気のオンパレードですが、飼い主さんは外から帰ったら手洗いうがいを徹底し、悪いウィルスが家に入ってくるのを防ぎたいですよね。
また、飼い主さんもワンちゃんと一緒に睡眠時間をしっかり確保し、食事内容もいつもよりちょっとだけ気を付けましょう!

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