ワンコを知り合いに預けるとき・知っておきたいノウハウ

旅行に行く間、出張に行く間、家が誰もいなくなってしまうからうちのワンちゃんをどこかに預けなければ…。
そんな時、快くワンちゃんを預かってくれる友人や家族の存在はありがたいですよね。

預かってくれる方がいらっしゃれば、安心して旅行の予定も立てることができます。
けれどワンちゃんを預けるということは、預かってくれるお家には意外とたくさんの迷惑がかかることになります。

預かった側も、いつもは「かわいい」「欲しい」と思っていたワンちゃんでも、丸1日預かってみたら「やっぱり無理」なんて思ってしまうかもしれません。

けれど、途中で無理と思ったとしても、飼い主さんはお出かけしてしまっているわけですから、飼い主さんにワンちゃんを返すことはできません。

そんなことから、お友達との関係に亀裂が生じてしまうかもしれません。

そこでここでは、ワンちゃんを知り合いに預ける時に知っておきたいノウハウについて、余すことなくお伝えいたします!

最低限のしつけは必須!トイレトレーニング&ケージの普段利用

自分がワンちゃんを預かる立場になったら、困ってしまうことを考えてみましょう。
どんなことをされたら、預かるのを躊躇してしまいますか?

さっと考えただけでも、ひっきりなしに吠える、昼夜関係なく吠えてしまう、トイレを失敗しまくる、人は噛まなくても家具などを噛む、ケージに入れると大騒ぎになるなどなどではないでしょうか。

もちろん、人を噛む癖のある子については、預けるのはNGですけれどね。

普段、自由に家を歩き回っていると、預け先でケージに入れてしまうと不安から吠えることもありますし、飼い主さんの姿が見えないことで不安から問題行動をとってしまうことも。

そんな問題行動を起こさないため、事前に少しでも準備をしておきたいものです。

トイレトレーニングができていても!トイレは2個以上が安心

預け先でも室内を自由に行き来させてもらえると、ワンちゃんもうれしいでしょうが、トイレトレーニングがちゃんとできていない子だと、そういうわけにはいきませんよね。

自宅ではちゃんとトイレでするのに、よそのお家ではいたる所におしっこをして、テリトリーにしようとする行為をするワンちゃんもいます。

ワンちゃんに悪気はないのですが、預け先はうんざりしてしまいますし、迷惑ですよね。
お部屋も臭くなってしまいます。

どんなに家でトイレトレーニングができている子でも、預け先では粗相をしてしまう可能性はぬぐえません。

そこで普段からトイレをいくつか用意しておき、そこでするようにしておきましょう。
そして知人・家族宅では、トイレを数か所に設置してもらいます。
そうすることで、粗相の心配は激減するでしょう。

また、トイレ対応グッズとしていろいろな種類の衛生用品や消臭剤を用意しておくことは最低限のマナーです。

ケージの時間に慣らす

家で自由に行き来している子は、ケージに入れられると極度のストレスを感じてしまいます。
そこで普段から、ケージの中に入る時間を作ってあげましょう。

始めは5分くらいから初めて、徐々に10分、15分、30分、45分、60分と、増やしていくようにしてあげましょう。

ケージの中は楽しい場所、おやつがもらえる、おもちゃがある場所、安心できる場所といった感じで、ケージを普通に利用する状況を作っておきましょう。

ケージ嫌いになってしまうと、後々、病気やケガなどで動物病院に入院などになってしまった時も、入院中はケージの中になってしまうので、かわいそうですしね!

ケージが苦手じゃない子は、旅行などにも連れて行きやすくなりますので、ぜひ子犬のころからケージに慣らしてあげてください。

ワンちゃんのストレス対策に有効な物とは?

ワンちゃんを預ける際、ワンちゃんによく慣れている人に預けたとしても、実はワンちゃんは顔に出せないだけでストレスを感じている可能性もあります。

飼い主さんと離れているだけでストレスを感じて体調を崩したり、粗相をしたり、問題行動をとったりしてしまう場合もよくあることなのです。

せっかく預かってくれるのに、ワンちゃんがストレスで通常の状態ではなくなってしまったら、預かってくれる方にとってもかなりのストレスになってしまいますよね。

飼い主さんも、そのようなことを聞いてしまったら、次回から預けにくくなってしまいますしね。

ワンちゃんを預ける時には、ワンちゃんが寝ているときに使っているベッドや毛布、おもちゃなど、ワンちゃんの匂いが付いているもの、飼い主さんの匂いのついたものをたくさん持参してあげましょう。

知人や家族にワンちゃんを預ける際のマナー

知人や家族にワンちゃんを預ける際、どんなことを心がけるとよいのでしょうか。
ここでは、知人や家族にワンちゃんを預ける際のマナーについて、ご紹介したいと思います。

ワンちゃんを家族に預ける時のマナー

家族や親族にワンちゃんを預けることになったら、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉を意識しましょう。

もともとワンちゃんを連れて交流しており、「ワンちゃんをいつでも預かるよ」と嬉しそうに言ってくれてはいても、実際に預かると散歩からワンちゃんのトイレの始末、そして食事と負担がかかるのは間違いありません。

お互いが嫌にならないように、準備を万端に整えましょう。
そしてできれば、預かってもらったお礼もした方がよいかもしれませんね。

おいしいケーキでも、お食事でも何でもよいので、「預かってくれてありがとう」を表現しましょう。

友人に預ける時のマナー

親しい友人にワンちゃんを預けることができたとしても、やはり1日ずっとお世話をしてもらうのは気が引けますし、友人も「No」と言えないだけではないか、と思ってしまいますよね。

友人も、飼い主さんが友達で、少しでも役に立てるならと協力してくれるのですから、預ける時は最低限のマナーは守りたいものですよね。

まずは当日のマナーとして、何時に預けに来るのか、何時にピックアップに来るのかを明確にしておきましょう。

それから、何かあった時の連絡先は、飼い主さんのスマートフォンの番号だけでなく、同行する人の番号や、旅館・ホテルの番号もお知らせしておきましょう。

さらに、獣医さんの番号なども教えておけば、安心ですね。
ペットの匂いは、自分は常に一緒にいるので気が付かないかもしれませんが、案外しみついているものです。

せめて預ける際には、ケージは綺麗に洗っておくなど、ペット用品は衛生的にしてから渡しましょう。
餌はできれば預けている日数×回数分、小分けにしてあげると便利で喜ばれるかと思います。

トイレシートも家のものを持ってきて、飼い主さんの香りが付いているものも一緒に預けてあげましょう。

ワンちゃんのお世話をする時間を十分に確保することができない友人には、どんなに大丈夫と言われても、お願いしない方がよいと思います。

飼い主さんもいないのに、預けられたお家にも人がいない状態だと、さらにストレスがかかってしまいますからね。

吠え癖や噛み癖があるワンちゃんの場合は、やはり友人や家族にお願いするよりはペットホテルなどペットの専門家にお願いした方が安心できるのではないでしょうか。

お迎えに行くときには、お菓子などお土産を持参し、できれば預かってもらったお礼をほんの気持ちとして包むとよいですね。

お相手の方が気を使わない額を包み、「ほんの気持ちですが、美味しいものでも食べてください」といえば、喜ばれるのではないでしょうか。

感謝されて、嬉しくない方はいらっしゃいませんからね!

ワンちゃんを預ける時に渡すメモには何を書けばいいの?

ワンちゃんを預ける時には、メモに大切なことを書いて渡しておくのは重要なポイントです。
それでは、ワンちゃんを預ける時に渡すメモには、どんな内容を書いて渡せばよいのでしょうか?

・ワンちゃんを預かってもらう期間:

1泊2日の旅行でも、1泊目は朝早く出かける場合もあるでしょうから、短くても2泊3日になりますよね。
1日余裕をもってお願いしておくと、安心かもしれません。

・飼い主さんに何かあった時の連絡先:

旅行中に事故にあってしまうなど、何かあった際にはワンちゃんをどうすればよいのか、どこに連絡をすればよいのか詳しく書いておきましょう。

・ワンちゃんを預かってもらっている間のお金

気心の知れている友人やご家族・親族であれば、お財布にいくらか入れて渡しておくのもよいかもしれません。
1~2万円程度を入れて、何かワンちゃんのもので必要になった際(動物病院の受診なども含め)には支払ってもらうようにお願いしましょう。

・通常の連絡先

自分の連絡先以外に、同行する人の連絡先、宿泊先の電話番号などもお知らせしておいてください。

・ワンちゃんのいつもの1日をざっくり教えておく

いつも何時くらいに起きて散歩に行ったり、ご飯の時間も何時くらいなのかもメモでお渡しすると、1日の生活のリズムの目安になるのでお勧めですよ。
散歩の時間に合わせて散歩ができれば、ワンちゃんも自分のリズムで過ごせるのでストレス軽減につながるかもしれませんしね!

まとめ

ワンちゃんが行くことができないところにも旅行に行きたいけれど、預かってくれる人がいないという方にとっては、家族や友人にワンちゃんを預かってもらえる方がうらやましいかと思います。

ところが、いくら気心の知れた仲でも気軽にワンちゃんを預けることはできないのです。
飼い主さんにとってはワンちゃんをペットホテルに預けた方が、気楽にお出かけができ、安心できるという方もいらっしゃいます。

ワンちゃんを知り合いや家族に預ける際には、ワンちゃんのストレスが少しでも減るように、そして少しでも安心して過ごせるように、工夫してあげましょう。

ワンちゃんの持ち物にも気を配り、さらにはケージやサークルに入れてもストレスなく過ごせるように、普段から訓練をしておきましょう。





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