今年はワンちゃんにもおせち!

クリスマスの準備と同時に気になるのが、お正月の準備です!
大晦日前からお正月飾りなどを家のドアに飾り付けると、気分もグッとお正月気分になりますよね。

そして忘れてはならないのが、「おせち」。
今年のおせちは手作りするのか、お取り寄せするのか、買いに行くのかなど、いろいろ悩んでしまいますよね。

人間のおせちは嫌でも考えさせられますが、愛犬のいるご家庭ではぜひ、ワンちゃんのためのおせちも今年は考えてみませんか?

ここでは、ワンちゃんのおせちについてご紹介しています。

ワンちゃんにおせちって必要?

ワンちゃんにおせちは必要なのか・・・と言われたら、飼い主さんによるとしかいえませんが、最近の傾向ではペットは家族の一員ということで、お誕生日やクリスマスなどのイベント時にワンちゃんの食事も用意して一緒に楽しむご家

庭が増えています!

人間のおせちを取り分ければいい?

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、人間とワンちゃんの消化システムは違いますよね。

みんなで新年に集まっておせちを食べていたら、そばにいるワンちゃんにあげたくなる気持ちはわかりますが、人間の食べる味のついたおせちはワンちゃんの消化器官には負担以外の何物でありません。

人間のおせちを取り分けて食べさせてしまうのであれば、やはりワンちゃん用のおせちも用意して、安心して与えたいですよね。

アレルギーや、ワンちゃんにとっては負担になる食材もあるので、人間用のおせちは基本与えないようにしましょう。

おせちと一緒にお餅は与えても大丈夫?

ワンちゃんが室内外だと、飼い主さんが食べているお餅に興味を示すワンちゃんもいるかと思います。
お年を召した方が、お餅をのどに詰まらせて・・・なんて事故をよく耳にするかと思いますが、ワンちゃんも実はお餅は心配な食材なのです。

お餅の原材料自体はもち米なので、ワンちゃんが食べても病気になることはありませんが、噛まないで飲んでしまったり、年を取って嚥下が難しくなっているワンちゃんにとってお餅は命取りにもなりえるのです。

もしワンちゃんがお餅を食べてしまった場合には、しばらく近くで様子を見てあげましょう。

調理済みでないお餅を袋から出して食べてしまった場合、脱酸素剤なども一緒に食べてしまっていないか注意が必要です。

万が一脱酸素剤を食べてしまったら、動物病院に連絡して相談しましょう。

ワンちゃんのおせち、どんなのがあるの?

ワンちゃんのおせちといえば、「手作り」しかないのかなあと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ところが、実は案外ワンちゃんのおせちはいろいろなショップが販売してくれています。

お値段はピンキリですが、新年のごちそうとして与えてあげるのであれば、何が入っているのかわからないものよりは、安心できるショップの安心できるおせちをあげたいものですよね。

ワンちゃんのおせち、買うならどんなおせちが安心?

ワンちゃんの消化器官の負担などを考えると、人間と同じような味付けのおせちは負担以外の何物でもありません。

それでは、どんなおせちならOKなのかといえば、

●人間でも安心して口にすることのできる食材を使っている。
●保存料、添加物、調味料など、心配なものが入っていないもの。
●ワンちゃんの消化吸収まで考えられて作られているもの。

がベストですね!

通販やショップなどで購入する際には、詳細をよく確認し、気になるところはショップに確認してから購入するようにしたいですね。

ワンちゃんのおせちの中身は?

ワンちゃんのおせちの中身は、どのようなものが入っているのでしょうか?

ワンちゃんが食べても安心な、お肉、お魚、温野菜やかまぼこのほか、お芋のきんとん、栗の甘露煮、筑前煮など、ワンちゃんだけでなく人間が見てもおいしそうで、なおかつ一緒に食べても全く問題のないものが入っているショップが

多く見られます。

注文が入ってから手作りしてくれるショップなど、安心してお任せできるショップなら◎ですね。

何段にもなる豪華なお重から、気軽に試せるおせちなど、自分のワンちゃんのサイズに合わせて選ぶことができるので、楽しいですよ!

犬用おせち、興味はあるけど迷っちゃう?

犬用のおせち、頼んでみたいけど食べなかったら嫌だしなあと、なかなか迷ってしまう飼い主さんは、犬用おせちのお試しを購入されてみてはいかがでしょうか?

スモールポーションで販売されているもの、お試しで販売されているものなど、おせちはいろいろなサイズで購入することができます。

超小型犬にも、お試し用おせちで十分かもしれませんね!

ワンちゃんのおせち、手作りする際のポイントは?

ワンちゃんのおせちを手作りする際に気を付けたいことは、

●ワンちゃんにアレルギーがないかを知っておくこと
●ワンちゃん全般にNGの食材は使わないこと
●栄養バランスを考えてあげること
です。

ワンちゃんにアレルギーがあったことを知らずに、お正月早々動物の救急病院に駆け込む羽目になってしまっては大変です!

アレルギーやNG食材だけは、本当に気を付けておきたいですね。
また、お正月だからと大好物をたらふく・・・とやってしまうと、肥満などのもとにもなりかねません。

栄養バランスを考え、食事の量も調整してあげてくださいね。

ワンちゃんのおせち、簡単レシピ♪

ワンちゃんのためのおせち、自分で作る方のために簡単なレシピをご紹介しておきましょう!

大根やニンジンなどを茹でて型抜きで抜いてあげると、さらに豪華に見えるので、ぜひかわいく盛り付けしてあげてください。

■かぼちゃとサツマイモのきんとん
かぼちゃとサツマイモをレンジでチンして、柔らかくしましょう。

やわらかくマッシュできる状態になったら、熱々のうちにマッシュしてスキムミルクを少々加え、サランラップで茶巾にしてあげればできあがりです♪

■手作り鶏むね肉のハム
ハム、といっても調味料は入れられませんが、鶏むね肉を切り開いて平らに整え、中に鉱物のお野菜を入れてあげてから、ラップで2重から3重にギュッとくるみ、沸騰した鍋に入れて蓋をして7-8分茹でましょう(肉の大きさによって調

整が必要です)。

そのあとは、蓋をしたまま30分以上放置して余熱で中に火を通します。
できあがったら、スライスしてお重に入れてあげましょう♪

おわりに

いかがでしたか?

新年は、来客も増え、ワンちゃんにとってもなんだかソワソワ、けれどワクワク楽しい時期でもあります。

来客が増える関係で、おやつなどももらってしまい体重管理にも気を付けたいところですが、お正月だからといつものルールを緩めずに、けれどおいしいおせちでワンちゃんと新年を楽しくお祝いしたいですね!