愛犬が尻尾を追いかけ続けたり前足を舐め続ける!こんな時は要注意!

愛犬の何気ない行動に問題が!

現在ではペットも家族と同様に大切にされる時代となっていますが、ペットにも人間と同じように様々な病気があります。
普段と違う行動がないか、しっかりと見極めてあげることも大事になってきます。

犬も様々な行動を行いますが、愛犬が自分の尻尾を追いかけ続けている姿を見た経験のある人も多いのではないでしょうか。
こうした行動もそれほど頻繁ではなく、短時間で終わってしまうのであれば、特に問題はないと言えますが、以上なほど同じ行動を続けているときは注意も必要です。

何度も同じ行動を続けていることを常同行動と呼びますが、これは同じことを繰り返して行い、自分の意志では止められなくなってしまった場合は強制行動となります。
尻尾を追いかけるしぐさだけではなく、前足を舐め続けているなど同じ行動が長く続いている場合も注意深く観察してあげましょう。

前足を舐め続けたり、尻尾を追いかけ続けると、自分の体を噛んだり、舐めたりする自傷行為につながってしまうこともあります。
なぜ、このような行動が起きるのか、その原因や対策方法も知っておきたいところです。

強迫神経症

まず、常同行動や強制行動を繰り返している場合は強迫神経症になっている可能性があります。
これは人間にもある病気ですが、犬でも起こってしまうことは珍しいことではありません。

その原因は様々なものがありますが、病気やケガが原因となっていることもありますので、行動に注目するだけではなく、身体に変化がないかもよく確かめてあげましょう。

動物は怪我をするとその部分を自分で舐めて治す習性があります。
前足を長く舐め続けている場合は、怪我や骨折がないか確認してあげましょう。
外からはわからない場合もレントゲン撮影などで確認することができます。

そして、特に怪我や病気がなくても、同じ部分を舐めたり、同じ行動を繰り返すことがあります。

かつては、犬は屋外で飼われていることが多かったですが、ペットを飼う環境も時代とともに変化しており、最近は大型の犬も屋内で飼うことが一般的となっています。

屋内で飼う場合は狭いゲージなどに入れておくことも多いですが、長時間狭い場所に閉じ込められていることで精神的なストレスを感じている可能性もあります。

飼い主が忙しいために、あまり散歩や運動、遊びの時間が取れていないということもストレスにつながりますので、環境の改善も考えてあげたいところです。

最近はペットを我が子のように溺愛する飼い主さんも多くなっていますが、いくら可愛いペットでもいつでも一緒にいるということは難しいものがあります。

仕事などで長く家を空けている場合や、旅行や出張などでペットホテルなどに預けるとき、愛犬が長期に入院するときなどは飼い主と長く離れることとなりますが、それが原因で分離不安を起こしてしまうこともあります。

さらに、しつけのために体罰を与えることも犬には大きなストレスになってしまいますので、こちらも注意したいところです。

このほかでは飼い主とのスキンシップが少ないこともストレスにつながりますし、遺伝的に強迫性行動を起こしやすい犬種もあります。

尻尾を追いかけ続けること、前足を舐め続けることはわかりやすい症状ですが、このほかにも、わけもなく吠え続ける、光や影を追いかけ続ける、空中を叩き続けるなども強迫神経症の症状として出やすいので、こうした行動がある場合も気をつけてあげましょう。

そして、こうした行動が続くことは犬はもちろんですが、飼い主さんとしても精神的な負担となってきますので、改善策を考えていきましょう。

改善・対策

同じ行動が続いていると、飼い主さんは言葉で注意しようとする傾向もありますが、犬は人の言葉が理解できないので止めるこは難しいものがあります。

そして強制的にやめさせようとすることもかえって犬のストレスを強めてしまうことにつながりますので、こちらも注意したいところです。

対策方法としては、病気や怪我によるものであれば、それを治してあげることで改善が期待できますので、早めに診察を受け、必要があれば治療を進めていきましょう。

さらに、ストレスが原因となっている場合はできるだけストレスの原因を取り除いてあげることも大事です。

飼育している環境が良くない場合は、より広い、清潔な場所で飼育してあげるなど環境を改善していくことも考えてみましょう。

それから、スキンシップが不足している場合はマッサージやブラッシングなどでスキンシップを取ってあげること、運動が不足している場合は散歩の時間を増やしたり、室内でも運動できる工夫もしてあげましょう。

さらに、大きな声で叱ったり、叩くなどの体罰を与えている場合はそれをやめることも大事です。

正しいしつけ方法を学んでおけば犬にストレスを与えることなく、正しくしつけていくこともできます。

改善が難しい場合は投薬などで治療を行うこともできますので、動物病院に相談してみることも考えてみましょう。





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