愛犬の発情期!飼い主がしてあげられる対策方法

愛犬の発情期にできること

動物には発情期と呼ばれる時期があり、その時期になると交尾をしたくなります。
こうした時期を迎えるのはメスだけであり、オスは人間のようにこうしたものをコントロールすることができます。
メスの場合、発情期をコントロールすることができず、発情したら排卵が起こり、2週間程度妊娠が可能となります。

勝手に他の家の犬に交尾をしてしまい、結果として子供を孕ませることになれば、トラブルに発展する可能性は高くなってしまうため、愛犬が発情期を迎えている場合、飼い主として対策を施していくことが求められます。

メス犬のサイン

そもそも犬の発情期は年に2回は訪れると言われています。
春と秋に訪れるという犬もいれば、いつ到来するかわからないという犬もいます。

ただ、年齢としてのタイミングで考えると、だいたい生後1年までにこうした時期を迎えることになり、小型犬の方が中型犬や大型犬よりも多少早くその時期を経験することになり、注意が必要です。

メスの場合、発情出血というものが見られ、いわゆる生理(ヒート)の状態です。
人間の場合は不要になったものを排出する意味合いですが、犬の場合は準備が整ったというサインでもあります。

オス犬の場合

オスが発情期を迎えるのは、メスのその状態を感じ取る時です。
例えば、メスの尿も普段とは違い、フェロモンが増えていきます。
すると、今あのメスは盛りを迎えているとオスが感じ取り、自らもそのような状態となります。

そのあたりは人間に近いところがありますが、このような状態になるとオスもメスも落ち着きがなくなり、メスに至っては至る所にマーキングを行います。

今その時期を迎えているので相手を探しているとアピールをするようなものであり、こうした行動から飼い主としてもその時期に来たことを実感することになります。

愛犬の状態を理解しよう

注意することは、まず犬の気持ちを知るということです。
とにかく犬はこの時期を迎えると落ち着きを欠きます。

これまで大人しかった犬ですら落ち着きを見せない状態になり、飼い主としてはとにかく押さえつけようとしがちです。

ところが、脱走を試みてでも行為に及ぼうと犬はしてしまいます。

そのため、不用意に押さえつけようとすると結果として犬に深刻なダメージを与えることになるため、そうした時期を迎えた場合には物理的に押さえ込むようなことは避けなければなりません。

他の犬に近づけないようにする

もし、メス犬を飼っていて、妊娠を望まないという場合には、不用意に散歩をしないことが求められます。
発情期を迎えている状態で散歩に出かけ、知り合いの人とお話をしているその時に交尾が行われてしまい、結果として妊娠し、取り返しのつかないことになります。

むやみにオスに近づけない、そしてメスに近づけないということがまずは基本的な対策です。
また、人間の生理と混同をする人は出血が終わったからもう大丈夫と思う人が少なくありません。

出血が終わってから排卵が始まるため、むしろ危険な時期を迎えるため、注意です。

メス犬の対策

出血などの対策としては犬用のおむつでカバーをしてあげることが必要です。
部屋の中で飼っている場合、出血により部屋の中が汚れてしまうことがあります。
汚さないようにするため、おむつをつけて当面の間、着用をしてもらうことで部屋の中を汚さずに済みます。

その分、衛生面での問題が出てきますが、いつも以上にチェックをしてあげて備えておくことが大事です。
また、この時期を迎えると食欲が落ちてしまう犬も少なくありません。
無理に食べさせず、普段とは違う食事の時間、タイミングで与えていくことが求められます。

将来的に妊娠を望まない場合、去勢、避妊の手術を受けることになります。
こうすれば発情を迎えることなく、落ち着いた生活を送ることができますが、子孫を残す可能性は消えます。

その分、長生きをさせることは可能になり、様々な疾病の予防にも去勢や避妊は効果的です。
それらの手術自体も簡単に終えることができ、負担も少なくて済みます。

倫理的には抵抗があるものの、例えば部屋の中で飼っている場合など物理的に犬の頭数を増やせない状況ではこうした去勢などは必要となります。

ただ、これらの去勢、避妊は発情している時期を過ぎてからでなければ受けさせることはできません。
そのため、発情をした場合、一定期間はできるだけ注意深く観察をする、むやみにオスやメスに合わせないなどのことが必要です。
そして、その時期が過ぎ、落ち着きを見せるようになってから去勢や避妊の手術を受けさせることが求められます。

ちなみに、生理(ヒート)の時期はだいたい3か月は続くと言われています。
しかし、発情後期と呼ばれる2か月に及ぶ時期はオスを受け入れることはせず、想像妊娠が増え、飼い主を驚かせます。

このようにして犬が発情をし、そのサイクルを繰り返していきます。
メス犬を飼っている場合、不特定多数の犬がいるところに連れて行かないことが基本的な対策であり、注意をしておきたい部分です。





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