愛犬との接し方を見直す
犬の魅力は飼い主に対して沢山の愛情を注いでくれることでしょう。
身近な癒しの存在にもなってくれますから、それが犬と暮らすことの大きな醍醐味です。
ところが愛情を注いでくれるどころか、愛犬がなついてくれないと悩みを持っている飼い主もいます。
冷たい態度を取られてしまい、距離を感じてしまっているケースもあるのです。
もし、なついてくれない時には何かしらの原因があるはずから、普段の愛犬との接し方を見直してみると良いでしょう。
リーダーとしての立場であるか
愛犬との上下関係ができてますか?
上下関係がきちんと確立されていないようですと、犬から下に見られてしまいますので、積極的になついてくれることをしません。
なついてもらうためにはリーダーになる必要がありますので、愛犬との関わり方を見直すことが大切です。
例えば愛犬に遠慮し過ぎた構い方ですと、自分よりも下の存在として見てくるようになりますので注意が必要です。
愛犬に愛情を感じてもらえるように、積極的にコミュニケーションを図るなりしつけをちゃんと行うなりしないと改善ができませんから、距離感を縮める努力をした方が良いでしょう。
もっと興味をもってあげる
愛犬に対してきちんと興味を持ってあげれてますか?
中には邪険に扱ってしまう飼い主もいるかもしれませんが、冷たい態度を取られてしまうと犬もそれを感じ取ります。
犬も興味を持ってくれていないと感じ取りますから、甘えても構ってくれないと判断されてしまいます。
それでは犬がなつかなくなってしまうのも無理はありません。
また、時には逆に敵意を向けられて吠えられてしまったり、あるいは噛みついてくることもありますから、犬に寄り添いもっと構ってあげるようにした方が良いでしょう。
関心を持って接するようにすれば、犬もそれに応えてくれますので、お互いに気持ちの良い関係を築けるはずです。
愛情を注いであげる
きちんとお世話をしていますか?
犬は飼い主からの愛情を欲しがる生き物です。
そのため常に飼い主の存在に注意を払い、何かしらのアクションが起こされることを待っています。
しかしながらお世話をすることが少ないようですと、飼い主に対する諦めのような気持ちも芽生えてしまい、次第になついてくれないようにもなってしまうのです。
なお、ここで言うお世話をするというのは、単におやつをあげることや散歩に行くことだけを指しているものではありません。
そうした基本的な接し方だけでは愛犬の愛情への欲求は満たされることはないのです。
愛犬の心を満たすにはもっと積極的な関わり方が必要です。
例えば、体全体を愛情をもって撫でてあげる、ボール遊びを一緒に行う、言葉を沢山投げかけるなどが挙げられますが、沢山の時間を触れ合ってあげることで飼い主への愛情も高まっていきます。
そしてそれでこそ本当の意味でお世話をしていると言うことができますし、深く関わらない構い方には注意しなければいけません。
嫌がる行為はダメ!
嫌がることをしていませんか?
犬に対して嫌がることをしている場合も、なついてくれない原因になることがあります。
犬は感情豊かな生き物であり、人間と同じように楽しいことがあれば喜び、不快なことがある時には怒ります。
ですから嫌なことをされた時にも敬遠するようになりますし、普段からそうした接し方をしていればなついてくれないのも自然なことと言えるでしょう。
犬が嫌がることは基本的には人間と同様です。
当然のことながら叩くのは良くないことであり、声を張り上げて怒鳴られてしまうのも嫌がります。
こういった行為は犬との信頼関係を壊してしまう原因にもなりますから、愛犬と良好な関係を築きたい時には避けなければいけません。
しかしながら、犬が嫌がる行為というのはこういったものだけではなく、他にも良かれと思っていることが犬にとっては良くないこともあるのです。
それは目を見すぎている行為です。
愛犬のことを見つめたくなるのは飼い主からすれば自然なことでもありますが、ところが犬にとって目を長く合わせる行為というのは、時に敵意のサインを意味することがあるのです。
そのため飼い主に目を見続けられることで敵意を向けられているように感じさせてしまうことがありますし、それゆえに愛犬からしたら困ってしまう状況に感じているかもしれません。
なお、愛犬の目をじっと見つめようとすると、犬の方が視線を外すようにすると思いますが、それは飼い主に対して敵意がないことを示しています。
それにもかかわらず目を見ようとすると、時には嫌がって噛んでくることもあるのです。
これに関しては私自身もついやってしまったことがあります。
愛犬を構っている時にしつこく目を見ようとしていたら、最終的にはこちらを噛みつこうとするモーションを見せて威嚇をされてしまいました。
その時は目を合わせすぎるのが犬にとっては嬉しくない場合があることを知りませんでしたが、後々になってからそのことを知った時には納得の心境でした。
意外とやってしまいがちな行為かと思われますが、嫌がられる原因になり得ますから注意した方が良いでしょう。