うちの子そろそろ老犬?加齢とともに出てくる体の問題の対策を!

うちの子老犬かな?

人間も犬も当然ながら年月を過ごすと老いてきます。犬の場合はシニア犬や高齢犬とも言われます。
老犬になると生活スタイルが変化していき、それに伴い若かったころとは違う対応をしてあげなければなりません。
例えば、いままでの愛犬の世話の仕方をシニア犬と過ごすために適切なものに変えたり、ご飯も徐々に柔らかく消化吸収が良いものに変えてあげたりしなければなりません。
他にも散歩も若かったころの距離では負担になるので短くしてあげたりと、飼い主さんがしてあげれる範囲で最大限の介護をしてあげる必要があるんです。

愛犬が元気モリモリで暴れん坊だったころも、時が経てばいずれ必ず落ち着いた時代がやってきます。
そうなったときに慌てないためにもシニア犬に対しての基本的な知識があれば安心です。

犬って何歳から老犬なの?

まず前提として犬は何歳から老犬・シニア犬と捉えられるようになるのかを知っておく必要があります。
人間であれば60歳半ばあたりで定年を迎え、その頃になると体に何らかの弊害が表れてくる年齢です。
筋肉の収縮や内臓器官の衰えなどがありますが、犬も同じで犬年齢の65歳あたりからは老犬として捉える必要があります。
一般的に老犬・シニア犬とされる年齢は、小型犬・中型犬で生後11年~12年目で、大型犬では生後8年~9年と言われています。

老犬・シニア犬になったときに必要な知識

愛犬が老犬・シニア犬になってきたら、それに沿った知識が必要になってきます。

■老犬とはいったいどういった状態なのか
■愛犬を介護する際に必要なことはいったい何なのか
■老犬にはどのような症状が現れ、どのような病気にかかりやすくなるのか
■老犬になった愛犬にしてあげられることは何か

など、いずれ必要になる知識を身につけて、あらゆる情報を知っておくと老犬との暮らしも安心でき対処も迅速に行えるようになります。

老犬によく見られる行動

急な食欲低下

ある日、「急にご飯を食べなくなってきた」ということは老犬には珍しくない行動です。

老犬になってくると外見もそうですが見えない体の中も変化が起こっており、急にご飯を食べなくなると慢性的な病気になっていることが多く、早期の発見が重要になります。
老犬の病気の多くがゆっくりと進行しており完治が難しいと言われていますので日々のコミュニケーションなどでよく観察したりして少しでも異変を感じたら放置せず動物病院に連れて行ったり定期的な診察を受けさせることが、さまざまな病気の早期発見につながります。

病気の場合の食欲低下がると言いましたが、そうではない場合もあります。

それは、代謝の低下が関係している食欲低下です。

モリモリ活発的だった若い頃に比べると老犬は運動量が減ったり筋肉量も落ち、体内でも内臓機能が低下してきているので、それに応じて代謝量も少なくなり体に必要なエネルギーは少なくて済むようになります。
「ご飯を食べなくなってきたかな」と感じられても犬は本能的に食事量を減らしているだけ、このケースだと体重にもほとんど変化が現れません。

なので愛犬に食欲の低下が見られるようになったらまず、体重が落ちていないかチェックをするといいでしょう。

あとは、食への変化です。

老犬は消化機能も低下していますので、ドライフードやジャーキーなどの消化に負担がかかるものは消化不良を起こしてしまい、続けているとご飯を食べなくなってきます。
このようなときは固いおやつは避けて、ご飯もドッグフードがふやけるようにしたり、ウェットフードに変更してみたり、手作り食やアレルギーがなければ生肉を与えてみて様子を見るといいでしょう。

飼い主さんを悩ませる行動

例えば、夜中に鳴き出したり何度もトイレに行きたがったり昼夜問わず徘徊や散歩したがったりと、飼い主さんは理解できずに悩んでしまうというケースがあります。
老犬のこのような行動は痴呆の可能性が極めて高く、飼い主さんの言葉にも反応を見せなくなったり理解できなくなっています。
視力や判断力が低下している可能性もあり、散歩などで連れ出す際は注意が必要になってきます。

散歩が困難になったときは小さくてもいいので角のないサークルの中を歩かせてあげるといいでしょう。
そうして、見守ってあげて問題があれば出来る限り改善してあげて下さい。

老犬の徘徊は飼い主さんにとっても辛いことです。

少しでも温かい言葉をかけてあげて、体に触れて、励ましてあげてください。

老犬に対するサポート

調子が優れなくなった老犬には介護が必要になってくることもあり、飼い主さんはサポートしてあげるために知識が必要になってきます。
飼い主さんが老犬のサポートで注意したいことといえば、

■散歩や運動のサポート
■様々なトラブルをサポート
■健康の管理

などが挙げられます。

散歩や運動のサポート

若い頃には余裕で散歩していた距離も老犬になるとそうはいかなくなります。
はじめのうちはグイグイと若いころのように出発しますが、後半はトボトボと歩くペースが落ちたり立ち止まる回数が増えたりしているのであれば、それは散歩の量が多すぎます。
グイグイ行くからと若い頃のように同じ距離を散歩するのは酷になる場合がありますので、どんなにグイグイと行っても年齢に合った、体に無理のない距離を散歩してあげてください。
また、散歩の体調管理もしっかりと行い、途中で強制的に休憩を入れたり水分補給をしたり、足腰が弱っている子は無理に引っ張らずペースを合わせたりするなど、飼い主さんの上手なサポートが必要になってきます。

犬は人間と違い自分が老化してるという自覚がないので、思うように体が動かなくてもヨダレを垂らして辛そうにしていても、いつも通りの行動をしようとします。
そのようなときも、「可哀想」と接するのではなく、いつも通りに接してあげて下さいね。可哀想という気持ちで接すると犬に伝わってしまい心配させてしまいますので、あくまでも「いつも通り」を貫いてください。

老犬になったら気を付けたい病気や症状

老犬になると身体のいたるところに問題が出てきますが、仕方がないことでもあります。
しかし、病気の症状や可能性を押さえておくと、いざという時に非常に役に立つでしょう。

病気を患っている可能性が高いと思われる症状としては、

■呼吸がいつも以上に荒くなっている
■不自然な咳をし始める
■歯ぐきや舌の変色や口内に異常が見られる
■ご飯を食べたがらない
■起き上がろうとせず、散歩にも行きたがらない
■異常な嘔吐や混血
■排泄に混血が見られる

などが挙げられます。
老犬になると分離不安の傾向が強くなり、孤独を感じた時に小刻みに震えたりすることがあります。
なので、できるだけ一緒にいる時間をつくり老犬のストレスに繋がらないように対応してあげてください。

呼吸がいつも以上に荒くなっている

愛犬の呼吸が荒くなり辛そうにしているときの症状として考えられるのは心臓や肺の病気が心配となります。
暑い時などの呼吸ではなく辛そうな呼吸の変化は比較的わかりやすいので日常のコミュニケーションなどで変化が見られる場合は直ぐに診察してもらうようにしてください。

不自然な咳をし始める

実は犬も咳をするのですが、犬によってはオジサンみたいな「カッ!カハッ!」や、上品に「コホンコホン」と咳をします。
しかし、ずっと咳をしているのであれば心配になってきます。喉に被毛が引っかかっているだけならいいのですが、そうではないようであれば急性気管気管支炎や寄生虫、心臓病やウィルス感染や肺炎などが考えられます。
あとは、タバコやハウスダスト、花粉症などのアレルギーでも咳が止まらなくなるケースもあります。

歯ぐきや舌の変色や口内に異常が見られる

ヨダレの量が増えたり、食べ方がおかしかったり、口臭が強くなっていたり、口内に黒い塊が表れているようであれば口内炎、扁桃腺炎(へんとうせんえん)、歯周病、エプリス(歯肉腫)、舌炎、歯肉炎、メラノーマ、などが考えられます。

ご飯を食べたがらない

ご飯を食べたがらなくなった場合、口内の異常から、癌、慢性腎不全、慢性肝炎、甲状腺機能低下、生殖器の病気などが考えられます。
口臭が強くなっているのであれば歯周病などの口内異常が多く、下痢や嘔吐、便秘などであれば消化器系の異常が多いです。
どんどん痩せていくようであれば癌の可能性もあります。
2日以上ご飯を食べなかったりしたり、尿が多くなったり脱毛、咳、口臭、しこり、血尿血便が合わせて見られるようであれば病気の可能性が高くなりますので直ぐに獣医に診てもらいましょう。

起き上がろうとせず、散歩にも行きたがらない

老犬になると、寝ている時間が多くなってくるのですが、何だかいつもと違うと感じたらウィルス感染や怪我、中毒の可能性が考えられます。
嘔吐や下痢、食欲不振や発熱が合わせて見られるようであれば可能性は高くなります。

異常な嘔吐や混血

愛犬の嘔吐に血が混じっているのであれば、急性胃炎、胃潰瘍、気胸、異物による口内損傷などが考えられます。
細菌の感染や肥満、事故、異物の誤飲などのときに見られますが、重大な病気の場合もありますので、放置はしないでください。

排泄に混血が見られる

排泄に異常がある場合は肛門嚢(におい袋)の炎症、腫瘍、肛門周囲瘻、肛門狭窄、会陰ヘルニア、直腸脱、腫瘍(ポリープやがん)、過敏性大腸炎、突発性大腸炎、炎症性腸疾患、腸閉塞、腸重積、寄生虫、ウイルス感染、誤飲による腸管の傷や炎症などと多く考えられます。
愛犬がケロッとしていたとしても、血便が続くようであれば獣医に診てもらうようにしてください。

老犬になっても我慢強い

犬は私たちが考えている以上に我慢強い動物です。なので飼い主が異変に気づく頃には、病がかなり進行していることが多いです。
しかし、身体の外に出る異変は気づきやすいものです。なので、ご飯を食べている時や散歩のとき、遊んでいるときなどに愛犬の健康管理もしっかりとしてあげることで早期の発見に繋がることもあります。





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