愛犬のウンチは健康を知る重要なもの!ウンチの状態で愛犬の体調チェック

ウンチは健康のバロメーター

今日からできる愛犬の体調チェック

犬を飼っていると、日々愛犬のウンチを目にします。

「便は腸内を映す健康のバロメーター」と言われるように、ウンチを確認することは愛犬の健康を知る重要な手がかりの一つとなります。

その色や状態からお腹の調子や健康状態を見分けることができれば、適切な食事を与えているか、体調不良を起こしていないか、病気の早期発見などにつながることもあります。

言葉を話せない愛犬に代わって、体内からの重要なサインを見逃さないようにしっかりとウンチのチェック方法を頭に入れておきましょう。

ウンチを確認する際には硬さや色、におい、回数、量を見ることが大切です。

いいウンチ・要注意なウンチ

硬さ

適度な水分を含んでツヤがあり、コロンといくつかにまとまっているようなウンチが理想です。

そういったウンチは適度に硬く、ティッシュで掴んでも形が崩れず地面にも汚れがほとんどつきません。

柔らかい場合は、水分の取り過ぎ、食べ物が体に合わない、感染症や食中毒、腸内環境の悪化などが原因で軟便になっていることが考えられます。

ウンチの色は茶色、こげ茶色、黄土色が健康な証拠です。
食事の内容によって多少違ってきますが、食物繊維の多い食事を多く取るほど黄色に近づきます。

おやつの食べ過ぎなどでカルシウムの過剰摂取に陥ると一時的に白色のウンチが出ることがありますが、2〜3日経っても戻らないようであれば要注意です。

白っぽい色、灰色や透明のウンチの場合には、肝臓や膵臓に異常がある可能性が考えられますので、病院で見てもらったほうがいいでしょう。

緑色のウンチは、腸内環境の悪化、腸炎の可能性があります。
善玉菌が減って悪玉菌が増加し、腸の運動も低下しています。

腸は「第二の脳」と言われるように、腸内環境により体の状態は大きく左右されます。

犬の命は人間よりも短いですが、その分環境の変化や気温の変化、ストレスなどに弱く、人間よりもデリケートな動物です。

高カロリー、高コレステロールのものは控え、食事のバランスを改善しながら腸内環境を整えるような食事に切り替えてみてください。

そして、血便といわれる血が混じったウンチがありますが、黒くても血便の場合があります。

市販のビーフジャーキーなどのおやつには、赤い色素を使用したものも多くあり、これがウンチに混ざって血便のようになることもありますので、与えたものとウンチの状態で判断する必要があります。

ウンチの中に血が混じっている場合は、小腸や大腸の傷、炎症、腫瘍などが原因となり、消化器官で出血した可能性があります。

ウンチの周りに血が見られる場合には、ウンチが外に出る際かその直前に肛門付近での出血かもしれません。

特に黒いタール状のウンチの場合は出血量が多いことを意味しています。
胃潰瘍や胃がん、十二指腸潰瘍など胃や腸内での出血が考えられ、重篤な病気の可能性もあるので注意が必要です。

におい

普段から決まったフードだけを与えている場合、大体同じにおいになるはずです。
においがきついと感じたら、脂っこい食事を与えて過ぎている、腸内環境が悪化しているのかもしれません。

消化不良を起こしている場合にも、においがきつくなります。
腸内で悪玉菌が増殖し、消化や吸収が正常にできなくなっている状態です。

腸内環境を整えるためにも、まずは毎日の食事を見直すことが大切です。
ドライフードやウェットフード、生肉をローテーションで与えることで食事バランスを整えたり、いつものフードに酵素や乳酸菌など犬用サプリメントを併用することで補うこともできます。

食事を改善することで当然ウンチの状態も変化してきますが、病気にかかると普段とは微妙に色もにおいも違ってくるので、いつものウンチの状態を把握しておきましょう。

明らかにいつもと違う、例えば、血のにおいがする、硫黄のようなにおいといった場合には、食材による影響の他、病気などの異常も考えられます。

回数

正常な排便の回数というのは特にありません。
毎日出るのが快便で、毎日出ないから便秘というわけではないのです。

普段の回数と比べてどうか、という部分で判断をします。

回数が増えると大腸で下痢になっていることが多いです。
食べたものが消化・吸収されていない可能性が考えられます。
普段から食物繊維を与えすぎていないかどうか、食事を見直すキッカケにしてください。

逆に回数が少なくなった場合。
回数が少なくなったからといって即便秘というわけではありませんが、排便ポーズをとってもウンチが出せなければ便秘の可能性があります。

食欲不振で食べ物をとっていなければウンチも作られませんから、愛犬の食事の量もきちんと把握しておきましょう。

また、排便ポーズをとってもウンチが出ない場合もあります。
「しぶり」といって、大腸に炎症があって実際にはウンチが溜まっていないのに便意だけを催す時も何度も排便ポーズをとります。

便秘では前立腺や会陰ヘルニアなどが原因の場合もありますので、慢性の場合は病院で見てもらったほうがいいでしょう。

たくさん出たから快便でしょうか?

実は、ウンチの量が多いフードは消化率が悪かったり、混ぜ物でかさ増しされている場合があります。

そもそもウンチとは、腸内で消化しきれないものが排泄されるものであり、言ってみれは、食べ物の残りカスです。

そのため、消化・吸収の悪いものを多く摂るとウンチの量も多くなるのは当然です。

一般的に、プレミアムドッグフードと呼ばれるものは、タンパク質である肉類を多くして、消化・吸収しやすくなっていますから、与えるドッグフードの量も少なくて済み、ウンチの量も少なくなります。

逆に一般的なドッグフードの場合には、穀類や食物繊維が多く含まれており、消化・吸収が良くありません。

そのため、プレミアムドッグフードに比べると、ウンチの量が多くなると言われています。

食べる量は普通なのにウンチの量が多いと感じたら、フードの質を見直してみるのもいいかもしれません。

ウンチは健康のバロメーター。
毎日ただ処理するのではなく、愛犬の健康状態を知ることができる貴重な機会です。

早期発見、早期治療!愛犬の体や環境だけでなく、ウンチまでしっかり注目すれば、愛犬は長く健康でいられます。





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