寒い冬が到来！！
寒むさの厳しい日が続くと、温泉でゆっくり体の芯からポカポカに温まりたいなんて思いますよね。
そしてせっかく温泉に行くなら、家族の一員であるワンちゃんも連れていきたいものです。
最近ではワンちゃん連れの温泉旅がメジャーになり、検索すればたくさんのワンちゃんOKの温泉宿を見つけることができるようになりました。
ここでは、ワンコ連れ温泉旅の知っておきたいノウハウと、最新の温泉情報をお届けしたいと思います！
目次
ワンコ連れ温泉に必要なもの「基本編」
ワンコを連れて旅をしたいと考えるならば、旅行先が「温泉」でも「海」でも必ずおさえてなければならない基本的な持ち物があります。
ここでは、ワンちゃん連れのときに「必ず」必要な基本的な持ち物をご紹介します。
ワクチンや予防接種の証明書類
ホテルや旅館を予約するときに、必ず確認されるので忘れることはないとは思いますが、絶対にどこでも必須なのが狂犬病の予防注射や各種ワクチンを受けましたという証明書（注射済票です）。
チェックインをする際や、旅先でドッグランなどワンちゃん用の施設を利用するときには、こういった証明書の提示を求められることが当たり前ですので、旅行に行く予定がない普段からクリアファイルなどでいつでも提示できるようにしておくと便利ですよ！
移動のための必需品
ワンちゃん連れの旅行の場合「移動を制する者が旅行も制す」といえるかもしれません！
ワンちゃん連れの場合は、大半の方が車を利用するかと思います。
車だと気楽な反面、ついワンちゃんのストレスを軽く考えがちになりませんか？
実はワンちゃんにとっては車の揺れや走行音が思いのほかストレスになっていることもあるのです。
そして移動が長いと体調を崩してしまうリスクが！
そのためワンちゃんと旅をするときは移動中の車内でどれだけワンちゃんが楽に過ごせるかに気を配る必要があるのです。
移動時間が長いと車の中でワンちゃんが好きに動けるようにフリーにしてあげる方が多いかと思いますが、実はクレートや大きめのキャリーバッグ内で過ごさせるのが正解なのだそうです。
というのも、キャリーバッグやクレートの中だと体力の消耗が防げるのです。
もちろん、ワンちゃんが立ち寄れるサービスエリアなども事前に調べておき、気分転換できるようにしてあげるのも大切です。
その際はリードやペットカートなどが必要となりますので準備しておきましょう。
トイレのための持ち物
ワンちゃん連れで旅行をしようというお家のワンちゃんは、みんなトイレトレーニングはばっちりという子がほとんどでしょう。
ところが、家では粗相をしないのに旅先では粗相をしてしまうワンちゃんって結構いるんです。
そこで、粗相をしてしまったことを想定して準備しておくことをお勧めします！
もちろんワンちゃんOKのお宿はそういった準備もあるかと思いますが、やはりマナーとして家から持って行っておきたい物ですよね。
トイレシートやトイレ用のポーチのほか、ティッシュや新聞紙、それに簡単な掃除用品も持っていれば安心ですよね。
マナーパンツ/マナーベルトを持ってくるようにという指示のある宿もあるかと思いますが、いわれなくても持って行っておけば気がかりを一つ減らすことができますよ！
ワンコ連れ温泉に必要なもの「あると便利編」
気軽に温泉旅行を楽しみたいと思うもののワンちゃん連れだと子連れ同様いろいろ想定をして持ち物が増えてしまいがち。
けれど、ワンちゃん連れであると便利なものは、ぜひ持参していくことをお勧めします！
シャンプー/リンス/ブラシ/粘着ローラー
ワンちゃん連れで泊まれるお宿は抜け毛などもあまり心配しなくてもいいのかな？
なんて思っていませんか？
実は、ワンちゃんOKのホテルや旅館でも、やはりワンちゃんが汚してしまったものや抜け毛をそのままにしておくのはマナー違反なんです。
一応お家で過ごしていることと同じく衛生管理をすればよいのですが、例えば旅館に行く前にシャンプー/リンスをしてきれいにしておくのはもちろんですが、ワンちゃん専用のシャンプー/リンス/犬用のブラシは旅先にももっていっておきたいですよね。
それに部屋に入るとき用に足拭きタオルや消臭スプレーも持参することをお勧めします。
抜け毛対策には粘着ローラーを持っていると安心です。
ワンちゃん用フード＆おやつ
ワンちゃん連れOKの旅館やホテルではワンちゃんメニューが用意してあり、飼い主さんは食事の心配をしなくても大丈夫なことがほとんどですが、食べな慣れない食事だと食べてくれなかったりということが想定されます。
せっかく高いメニューを頼んだのにプイッと横を向いて食べてくれない…なんて経験をしたと悔しがる飼い主さんの声も多々届いておりますので、ぜひ食事はいつも食べているフードを持参しておくことをお勧めします。
フードと併せてフードボウルもお忘れなく！
ステイマット/ベッド
ホテルや旅館ではワンちゃんが必要なものを一通りそろえておいてくれるかもしれませんが、その施設によって持ってくるようにと指示されるものが多少異なります。
例えば、家からケージやサークルを持参しなくてはいけない場合もあるので注意が必要です。
また、ワンちゃんＯＫの飲食店でもステイマットがあったほうがよいことがありますので、ぜひ持参してください。
ワンちゃんのベッドやオモチャを持参してあげると、ワンちゃんは旅先でもリラックスして過ごすことができるので持って行けそうであれば持って行ってあげてくださいね。
ワンちゃんと温泉 気を付けるポイントはコレ！
人間は温泉が大丈夫だけれど、果たしてワンちゃんには刺激が強すぎるのでは？
なんて心配になってしまう飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。
ワンちゃんを温泉に入れてもいいのかということを調べてみますと、答えは「ＹＥＳ」でした。
ワンちゃんを温泉に入れることは全く問題ないそうです！
けれど、気を付けるポイントがいくつかあるのでご紹介しましょう。
①温泉の温度に気を付ける
ワンちゃんにとって、やはり人間と同じ熱々の温泉は地獄でしかないようです。
ワンちゃんが入るのであれば、お湯の適温は約36度から38度なのだそうです。
冬などは「ぬるいかな？」と思ってしまいそうですが、それがワンちゃんにとっての適温なのだそうです。
もちろんワンちゃんＯＫの温泉でもワンちゃんと人間が入るお風呂は別なので問題はないのですがワンちゃんを温泉に入れる前は必ず飼い主さんが湯温をチェックするのを忘れないようにしてあげてくださいね。
②温泉に入る時間に気を付ける
人間は温泉にいると、できるだけ頑張って長く温泉に入りたい…、なんて思ってしまいますよね。
ところがワンちゃんにとって長湯はあまりお勧めできないそうです。
というのも長湯をするとワンちゃんの皮膚を保護してくれている油分がすべて流れ落ちてしまうからだそう。
人間よりもワンちゃんの皮膚は薄くて敏感なのだとか。
そのため油分が落ちてしまうとお肌のトラブルを引き起こす原因になってしまう心配があるわけなのです。
ぬるめの温泉でも10分から15分程度で出してあげるようにしてあげて、長くても15分で切り上げてしまうのがベストです！
ワンちゃんが温泉に入るメリットってあるの？
あまり長湯ができず、ぬるめのお湯にしか入れないワンちゃんに果たして温泉に入るメリットってあるのでしょうか？
ワンちゃんが温泉に入るメリットについて調べてみました。
①リラックス効果が得られる！
ワンちゃんが温泉につかると水の浮力効果で筋肉が自然とほぐれリラックス効果を得ることができるのだそうです。
もちろん、温泉だけじゃなくてプールもリラックス効果は得られますよ！
②血行改善・新陳代謝が活発化！
温泉でゆっくり体を温めることでワンちゃんの体の中の血行が良くなり、新陳代謝が活発になります。
新陳代謝が活発になることで体内にある老廃物を流してデトックスしてくれる効果が期待できるため疲労回復にも良いのです！
温泉というと、お年寄りなイメージがあるかもしれますが、若いワンちゃんで運動量の多い子は体に疲労物質が溜まっていたりもしますので若いワンちゃんにも温泉はお勧めなのですよ。
また温泉の成分によっては殺菌効果のある温泉があり、お肌にトラブルを抱えているワンちゃんにお肌の状態をよくしてくれる効果が期待できる温泉もあります。
特に温泉の成分が高アルカリ泉のものが良いそうなので、肌トラブルのあるワンちゃんの飼い主さんは温泉の成分をチェックしてから予約を入れるのもよいかもしれませんね。
ワンちゃんを温泉に入れるときに注意したいこと！
ワンちゃんを温泉に入れるときに注意しなければならないことで一番大切なことは無理強いをしないことだそうです。
ワンちゃんの中には温泉が好きな子、嫌いな子がいます。
せっかく温泉に来たのだし、拒否しているけど一度入れてみたら好きになるかも、なんて思ってしまう飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
けれどワンちゃんが嫌がっていたら、それはリラックス効果とは真逆、ストレスにしかなりませんよね。
また、念には念を入れて、ノミやダニの予防もしておきたいもの。
温泉から出たら生乾きにならないようにしっかり根元から毛を乾燥させてあげるのも温泉にワンちゃんを入れる際の注意事項です！
特に冬は温泉で温まったのに生乾きで体を冷やしてしまったら意味がありませんからね。
ワンちゃんが怖がらないように、いつも家で使っているドライヤーがあれば言うことなしです！
終わりに
いかがでしたか？
冬になると温泉が恋しくなりますしワンちゃんを連れていける温泉があればぜひ一緒にのんびり過ごしたいものです。
そのためには、ちょっとだけ準備を念入りにしワンちゃんも飼い主さんもストレスフリーで楽しみたいですよね！
ワンちゃん連れＯＫの素敵な温泉宿が年々増えています。
ぜひ一度、足を運んでみてください。
●参照
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