ワンコの睡眠の質向上委員会!どうしてあげるべき?

みなさんは、毎日ぐっすり眠れていますか?
自分たちはぐっすり眠れるんだけれど、ワンちゃんの眠りの浅さに困っている、なんて方もいらっしゃるかもしれません。
そこでここでは、ワンちゃんの睡眠について、どうしたら睡眠の質を向上することができるのかお勉強してみましょう。

ワンちゃんの睡眠時間、どのくらい寝るのが正解?

一日寝たり起きたりしているワンちゃんたち。
なんだかいつもウトウトしているような様子だから、寝すぎじゃないのかしら、と思われる方もいらっしゃるのでは?。

逆に、ワンちゃんはすごい早起きだし、夜はご主人様と一緒に遅くまで起きていたりもするし、睡眠時間は足りていないのではないか、などと心配になってしまう方もいらっしゃるでしょう。

ワンちゃんにもよりますが、犬の平均睡眠時間は1日あわせて約12-15時間といわれているそうです。
子犬やシニア犬、また大型犬の場合はこれより多く、1日18-19時間寝ているワンちゃんたちもいるそうですよ!

1日24時間なので、起きている時間はたったの5-6時間かいっ!と、突っ込みたくなってしまいますが、確かに子犬は赤ちゃんですし、シニア犬はおじいちゃんおばあちゃんだと思えば、人と変わらないですよね。

ちなみに犬種では、狩猟犬や牧羊犬など、働くことが遺伝子に入っているワンちゃんたちは、ほかの犬種に比べると、平均睡眠時間は短いということがわかっているそうです。
また、人間同様ワンちゃんも睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」で構成されており、レム睡眠時には頭の中の整理や記憶定着を、レム睡眠では疲労回復や細胞修復などが行われているそう。

レム睡眠の時は、ぐっすり眠っているのでちょっとした物音では起きない子もいるでしょう。
とはいえ、ワンちゃんは野生の時代の名残があるので人よりも眠りが浅く、飼い主さんが夜型だと一緒になって起きてしまったりするため、飼い主さんも規則正しい生活をしてあげることが大切なのですね。

飼い主さんにとっても、健康的な生活ができて一石二鳥かも?!
もし夜にお仕事などを家でされている場合は、ワンちゃんの寝る場所だけ薄暗く静かにしてあげれば、眠ることはできるでしょう。

早起きワンちゃん、そのわけは?

ワンちゃんが毎朝早くに目を覚まして起こすので、人間のほうが睡眠不足気味!
なんて飼い主さん、いらっしゃいますか?
そんな飼い主さんは、ワンちゃんの早起きの理由を探ったことはありますか?

普通に考えると、飼い主さんに「朝が来ましたよ!」「起きてくださいね!」とお知らせしてくれている…ではないでしょうか。
大半のワンちゃんが、これに当てはまるかもしれません。

朝になると外が明るくなるので、ワンちゃんも何となく起きる時間だとわかるのでしょう。
鳥たちもさえずり始めますし、新聞配達の音や朝活をしている方たちはジョギングをしていたりしますしね?

季節的に夜明けが早くなり、ワンちゃんが起きるのが早くなってしまった…なんてお悩みの方は、窓のシャッターを閉めて外の光をシャットアウトするとよいのではないでしょうか。
家の中が真っ暗なら、ワンちゃんもまだ夜だと思ってくれるかもしれません。
けれど、他にも朝早く起きてしまうことがあります。
どのような理由が考えられるでしょうか?

ワンちゃんの早起き対策!

ここでは、ワンちゃんの早起きのわけと、その対策を考えてみましょう。
ワンちゃんが早起きしてしまうワケとして考えられるのは…

→散歩に行きたいから!

「散歩に行こうよ!散歩に連れて行って!」というのをアピールするために、飼い主さんを起こしに来ることもあります。
散歩でしか排泄をしない子の場合は、トイレが我慢できなくて焦っていることもあるかもしれません。

夕方だけではなく、寝る前に短くて良いので散歩に行ってあげると、トイレの回数を減らすことができるのではないでしょうか。
また、室内のトイレトレーニングをする、トイレの数を増やすなど、いろいろ試してみるとよいでしょう。

ワンちゃんもシニア期に入ってくると、トイレが頻回になる傾向があります。
トイレを2個に増やすなどして、対応してあげましょう。

→朝ごはんの時間だから!

お腹が空いているワンちゃんは、ご飯の時間を知らせるために吠えたりすることもあります。
特に泡のような胃液、黄色い胃液を朝方に吐いている子は、空腹で吐いてしまっている場合が多いそうです。
夜ご飯の時間を調整するなど、お腹が朝まで持つように工夫してあげてください。

→加齢で眠れなくなっているから!

人間同様、年を取ると、ワンちゃんも結構早い時間から寝てしまいます。
そのため、早く目が覚めてしまうのですね。

→ストレスで眠れなくなっている!

例えば、家に赤ちゃんがやってきた場合、または就職・転職などで引っ越しなどをすると、環境が変わってワンちゃんもストレスを抱え、結果として眠れなくなってしまう子もいます。

早くワンちゃんが新しい環境になじめるよう、まずはワンちゃんと一緒にいる時間を意識して長めにしてあげるとよいでしょう。

ワンちゃんの睡眠の質をあげるためにできることとは?

睡眠不足だと、翌日の学校や仕事、日常生活で「しんどい」と感じることはないですか?
しかも、睡眠不足が続くと、ちょっとしたところでミスを犯してしまったり、車の運転時にヒヤッとしてしまうことなど、睡眠が足りない影響が大きいことを痛感したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

睡眠不足が重なると慢性疲労となり、疲れから精神までイライラしてしまい、心身ともにボロボロに…!
ワンちゃんにとっても、睡眠はとても大切です。
睡眠時間が足りない状態が続いてしまうと、寿命にも影響してしまいますしね!

大切なワンちゃんの睡眠の質を向上させるために、私たち人間は何をしてあげられるでしょうか?
一緒にみていってみましょう。

睡眠環境を整えてあげる

ワンちゃんにとって、ゆっくりと安心して眠れる場所。
寝場所を整えてあげることで、ワンちゃんはゆったりとした気持ちで眠りにつくことができます。

物音が良く聞こえてしまう部屋などは、睡眠の妨げになってしまうのでお勧めできません。
例えば、リビングなど家族が団らんしているスペースの横に、ワンちゃんの睡眠スペースを取ってあげると、安心して眠ることができますよね。

また柔らかいふかふかの毛布やタオルなどを敷いてあげると、ワンちゃんは好んでその上に寝転がるかと思います。
大抵、一番気持ちよさそうなところでいつものんびりしていませんか?
本能的に「気持ちよい場所」はわかるものなんです!
毛布やタオルも週1程度洗濯してあげると、お日様の匂いのする布団で寝られてワンちゃんも幸せな気分でいられそうですね。

また、室温、湿度にも気を配ってあげてください。
外が寒いとき、暑いときなどは寝苦しいもの。

ワンちゃんが快適に感じるといわれている18-22℃でエアコンを設定してあげましょう。
人間にとっては27度が適温、何て言われている夏場は、暑さが苦手な犬種の子の場合は、夏場は26度くらいで大丈夫のようです。

それでもハアハア言っていたら、さらに下げてあげてくださいね。
またワンちゃんのベッドに夏はクールマット、冬はペット用の湯たんぽなどを入れてあげておくと、快適でしょう。

湿度については、40~60%以内がベストといわれているので、湿度が高すぎるときはエアコンを利用し、除湿してあげましょう!

たっぷり散歩してあげる

体をあまり動かしていないと、疲れないので眠りが浅くなりがちになるようです。
睡眠の質を向上させるためにも、散歩は欠かさずにしてあげたいですね。

寝る前にワンちゃんと遊んであげたり、ちょっとだけ外に出してあげてもよいでしょう。
飼い主さんと遊べると、気分的に満足してぐっすり眠れそうですよね。
まるで小さい子供のようですが、愛情を感じられると安心できるものです。

ワンちゃんが寝ているときは静かにしてあげる

ワンちゃんが寝ているときに、飼い主さんが隣で大きな音でテレビを観ていたり、お友達がきてワイワイしていたら、それは眠れるはずはないですよね。

また、夜に家に帰ってきたときに、ワンちゃんがかわいいからとついついちょっかい出してしまうのも、かわいそう。

無理やり起こす、急に触るなど、ワンちゃんがびっくりする行動は絶対NG!
可愛くても、ワンちゃんがゆっくり眠れる時間は確保してあげてくださいね。

マッサージがお勧め!

ワンちゃんとのコミュニケーションとしてもおすすめなのが、寝る前のマッサージ。
よく赤ちゃんにもベビーマッサージが良い、なんて耳にしますが、これはワンちゃんも一緒なんですね。

ワンちゃんが眠る前には、静かな曲をかけながらマッサージをしてあげましょう。
飼い主さんにやさしく撫でてもらえるだけで、ワンちゃんにとっては天国でしょう!

どんなことをしても眠りが改善しない場合

どうしてもなかなか眠ることができないワンちゃんは、何か病気を抱えているかもしれません。
眠りすぎ、眠らなすぎには病気のサインが隠れているかもしれません。
気になるときには、掛かりつけの獣医さんに相談してみましょう。
検査してなんでもなければ、安心していられますものね!

終わりに

いかがでしたか?
ワンちゃんの睡眠は、私たち人間と同じようにとても重要なことだということ、またそのためにもワンちゃんの睡眠向上のために、少しでも気を付けてあげることが大切ということがお分かりいただけましたでしょうか?

ワンちゃんが少しでも元気に長く生きるためには、質の良い睡眠がカギとなります。
そのためにも、睡眠環境を整え、気持ちよく眠れるようにトイレや食事の時間にも気を付けてあげること。

ちょっとした工夫で、ワンちゃんはぐっすり眠れるようになります。
ぜひ、ワンちゃんの睡眠のため、少しだけお手伝いしてあげてくださいね!

参照:
・What Can I Give My Dog to Make Him Sleep All Night?
https://doggysaurus.com/what-can-give-dog-make-sleep-night/#:~:text=Other%20things%20you%20can%20give%20your%20dog%20to,dog%20is%20restless%20because%20they%20feel%20lonely.%20

・犬の平均睡眠時間って?たくさん寝るのには意味があった!
https://dog.benesse.ne.jp/withdog/content/?id=24134

・犬が寝てる時にするべきではない『絶対NG行為』4選
https://wanchan.jp/column/detail/28079

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