目次
愛犬のトイレについて考えよう
子犬が我が家にやってきた
子犬が我が家にやってきたら、まず始めなくてはならないのがトイレのしつけです。
外飼い予定の場合でも、子犬のうちは家の中に入れておくことが多いので、やはりトイレは覚えさせる必要があるでしょう。
犬はとても奇麗好きなので、健康であれば自分の寝床では排泄をしません。
なのでトイレの場所を完全に覚えると必ずそこで排泄をしてくれます。
そのため一番最初にすべきはトイレの場所を決めてしまうということです。
次にトイレだけで排泄をさせるように誘導します。
犬は自分の排泄物のにおいがついた場所をトイレと決めてしまう習性があるため、「トイレ以外の場所に排泄物のにおいをつけない」ようにすると、犬も「排泄していい場所」を理解しスムーズにトイレを覚えてくれます。
子犬が落ち着けるトイレをつくる
子犬がいつでも落ち着いて排泄できる場所にトイレをつくってあげましょう。
よく遊ぶ場所やご飯の場所は避けて、物陰になった部屋のすみや洗面所、廊下などがいいでしょう。
場所が決まったら、ペットシーツを敷き、シーツとの隙間をつくらないようにサークルで囲い子犬が安心して排泄できるトイレ環境を作ります。
その際、子犬が排泄したペットシーツなどがあればその一部を新設した愛犬用トイレに置いておくとより早くトイレの場所を覚えてくれます。
恐怖でのしつけは逆効果
失敗しても怒らない
一昔前までは、子犬が失敗してしまうと、鼻をその場にこすりつけて乱暴に怒ったりして恐怖で従わせていたしつけがありましたが、これは逆効果になってしまうこともあり結果的に愛犬にも飼い主にとってもよくありませんでした。
なので子犬が失敗したとしても叱ったりはしないことです。
粗相をした直後で「悪いことだ」と叱っても子犬にとっては過ぎたことなので「ココではダメ!」ということを理解はしてくれませんし、続けていると排泄行為事態が悪いことなのだと勘違いしてしまい、隠れて排泄をするようになったり、酷くなると排泄物を食べたりするようになってしまうこともあります。
もし粗相を発見しても、何か声をかけたり撫でたりはしないで無関心を装い子犬をその場から遠ざけて子犬が見ていないときに奇麗に拭き取り消臭スプレーなどで臭いを残さないようにします。
ここで声をかけたり、目の前で拭き取ったりすると「粗相をすると注目されて、かまってもらえる」と勘違いして、同じ行為を繰り返すということに繋がってしまうことがあるからです。
ワンちゃんだって褒められると嬉しい
トイレのサインを見抜く
ほとんどの犬は目が覚めたとき、ごはんを食べたあと、遊んだあとに排泄をします。
排泄のときは、いきなり出したりはせず「サイン」を出します。
それは、一般的に「ソワソワしだす」「クンクンと臭いを嗅ぎだす」
「おすわりとは違い完全に腰を下げない体制になる」などがあります。
このような行動が見られたら愛犬を驚かせないように落ち着いて近づき、トイレまで誘導するか抱きかかえて連れて行きます。
注意として、抱っこして連れて行く場合は、ついついサークルの上から入れてしまいがちですが、必ずワンちゃん専用の入口ゲートから入れてあげてください。
子犬のときにサークルの上から入れてしまっていると、子犬は上ばかりに注目するようになり、将来的に飛び跳ねてしまってサークルから飛び出してしまったり、靭帯を傷めたりとケガの原因にも繋がってしまうので子犬のうちからちゃんとゲートを使って入れてあげてください。
そしてペットシーツを敷いたサークルに入れるときは「トイレ」や「エンプティ」という声をかけてあげて「排泄していい場所」と覚えさせます。
すぐには排泄しなくてもサークル内で遊んであげたりして排泄しやすい状態をつくり、優しく撫でて子犬を落ち着かせて様子を見て待ってあげましょう。
成功したらほめてあげる
子犬がしっかり排泄ができたら必ずほめるようにしましょう。
はじめのうちは、おやつをあげてもいいでしょう。
褒めてあげることで「良いことがある!リーダー(飼い主)も喜んでる!」と正しいことをしたのだと子犬が理解し、少しづつ「正しい排泄場所」を覚えていってくれます。
子犬がトイレを覚えるまでは、優しくサポートして気長に付き合いましょう。
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