犬が誘拐されるなんてある?犬泥棒について知っておきたい事実

みなさんは、「犬泥棒」なんて聞いたことありますか?
子供の誘拐であれば、事件として取り上げられたりして私たちの耳にすぐに飛び込んできますが、ワンちゃんの泥棒に関してはあまり聞きませんよね。
けれど実は、犬泥棒って珍しいことではないそうです。
ここではワンちゃん泥棒について、調べてみました!

盗難されやすいワンちゃんの犬種とは?

ワンちゃん泥棒に人気の犬種を知っておくと、飼い主さんも対策を取りやすいですよね。
自分の家の子が泥棒に人気の犬種か否か、見ていってみましょう!

→トイプードル
→ヨークシャーテリア
→ポメラニアン
→フレンチブルドッグ
→チワワ
→マルチーズ
→ボストンテリア

ワンちゃんの盗難にあいやすい犬種は、やはり連れ去りやすいサイズということで小型犬で高く売れる犬種、人気の犬種に集中しているようです。
ただし、大型犬でもおとなしく人懐こい性格の子は、子犬のうちは盗難に注意したほうが良いとのこと。
吠え癖のある子よりは、おりこうさんなタイプのおとなしい子が盗まれてしまうのは、頷けますが…。

盗まれたワンちゃんはどうなるの?

ワンちゃんは、なぜ盗難にあってしまうのでしょうか?
例えば、中国でワンちゃんの盗難が相次いでいる理由は、一人っ子の子供に与えるため、ワンちゃんを求める子が多いからだそうです。

子供のためにお金を惜しまない親が多いのは、どこも一緒かもしれませんが、 小型犬の人気犬種はかなり高額で取引されていたりするので、狙われやすいわけなのですね。

ワンちゃんを誘拐されないために!どんなことに気を付けるべき?

ワンちゃんを誘拐されないために私たちができることは、どのようなことがあるのでしょうか?
まず、ワンちゃんを一人にしないことですよね!

・お留守番をさせるときはカメラで様子を確認する

もちろん、お家で留守番をしてもらうときは施錠をしっかりし、できれば監視カメラをつければ安心。
ワンちゃんの様子を外出先でもチェックすることができますし、特に留守番が多い子にはウェブでワンちゃんの様子を気になったらすぐにチェックできるタイプのカメラの設置をお勧めします。

・外出先でワンちゃんだけを外で待たせない

最近はそんなに見かけませんが、お店に入るときにちょっとだけ…とワンちゃんをつないで買い物に行ったりする方、いらっしゃいますよね。
実はこういった油断が危険だそうです!

買い物を終えて戻ったらワンちゃんがいなくなっている…考えただけで恐ろしいです。

・自宅の庭に放し飼い

自宅の庭なら安全だろうと、ワンちゃんをちょっとの間放し飼いにしてあげているお宅って、結構多いですよね。

喜んで走り回っている姿を見ると、ついついそのまま遊ばせてあげたくなるかもしれませんが、飼い主さんが家に入るときはワンちゃんも一緒に中に入れるようにしてくださいね。

・ドッグランで!

ドッグランでノーリードで走りまわさせているときも、ワンちゃんから目を離さないようにしたいですね。
ドッグラン、ワンちゃん好きの方が集まっているだけじゃなく、もしかしたら盗むワンちゃんを探しにチャンスを狙っている悪い人もいるかもしれません。

公園ではノーリードにすることは少ないかもしれませんが、外でノーリードの時は必ず目を離さないようにしましょう。

必見!世界のワンちゃん盗難予防対策!

今年2021年の6月のニュースですが、イギリスではロックダウン中にワンちゃんの盗難被害が相次いだのだそうです。
そこでなんと警察が、ワンちゃんのDNAデータベースを構築したのだとか!

イングランド西部グロスターシャーの警察が世界発で取り組みだしたワンちゃんのデータベースには、ワンちゃんたちの固有の遺伝子マーカーなるものをデータベース化し、ワンちゃんの盗難届をチェック、飼い主のもとに戻れるようにしたのだそうです。

ワンちゃんのDNAをどうやってとるのかといえば、綿棒でワンちゃんの口の中から唾液を摂取して登録するだけだそうで、ワンちゃんも痛い思いをせずにできるので安心。

コロナ渦でワンちゃんの需要が急激に増加したイギリス、需要があれば価格は高騰するもので、ワンちゃんのお値段が急激に上がったのだそうです。
そこに目を付けたのが、犯罪者や悪徳ブリーダー、ギャングといった怖そうな人たち。

けれど、DNAを取っておけば、万が一ワンちゃんが盗まれてしまっても、似ているワンちゃんを見つけたときに「うちの子!」といえば、DNAのチェックをしてもらえるということで、画期的ですよね。
日本でもぜひ、取り入れてほしいものです。

*参照:「犬泥棒」に対抗 英警察がペット犬のDNAデータベース構築
https://www.jiji.com/jc/article?k=20210630041725a&g=afp

終わりに

いかがでしたか?
ワンちゃんの泥棒、日本のみならず中国やイギリスなど、世界中で増えているようです。

そんななか、コロナ渦でペットに目が行く方が増えた様子を犯罪者も見ており、ワンちゃんが被害にあってしまうことが増えているのです。
これからはワンちゃんを1匹だけにしておかず、外では必ず目を離さないようにしたいものです。

家でも家族の留守中に盗まれてしまうワンちゃんもいるとのことですので、家でも心配な方は監視カメラ、防犯カメラを設置すると安心ですね。
日本の警察も、ワンちゃんのDNAデータベースを構築して、ワンちゃんも家族の一員として探してもらえるようになるとよいのですが…!

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