ワンちゃんと花粉症

毎年、花粉の季節が到来すると、くしゃみ・鼻水・目のかゆみの諸症状に頭を悩まされる方は多くいらっしゃいますよね。
新型コロナウィルスの騒ぎの前から、毎年花粉の時期になると自転車に乗りながらマスクをして、ゴーグルのような眼鏡をつけている人も見かけます。
元気に散歩をしているワンちゃんを見かけると、つい
「犬は花粉症とは無縁でいいよなあ」
なんて言葉が出てしまうかもしれません。
ところが、ワンちゃんでも花粉症にかかってしまう子がいるのです。
ここではワンちゃんの花粉症について、一緒に学んでみましょう!

ワンちゃんの花粉症の原因とは…!?

花粉症は、スギやヒノキの花粉から引き起こされているなんて言われていますが、ワンちゃんはどうでしょうか?
人間と同じように、スギやヒノキの花粉が引き金になるのでしょうか?
もちろんワンちゃんの中にはスギやヒノキの花粉が苦手な子もいますが、一般的にワンちゃんに多い花粉症の原因は、ブタクサなどイネ科の植物によって引き起こされているといわれています。
特に2月から5月にかけて花粉症の症状が出る子はスギやヒノキのアレルギー、4月から6月ならシラカバやマツ、6月から9月、10月であればイネ科の植物やブタクサ、ヨモギなどが考えられるとのこと。
ワンちゃんが花粉症のような症状を見せたら、その季節がどの植物の時期にあたっているかチェックしてみましょう。

ワンちゃんの花粉症はどんな症状になる?

ワンちゃんが花粉症になると、どのような症状が出るのでしょうか?
ワンちゃんの花粉症も、実は人間とまったく同じような症状が見られます。
→鼻水
→くしゃみ
→目のかゆみ
などが、ワンちゃんの花粉症の主な症状になっています。
花粉症によって、皮膚に赤みや軽い腫れ、湿疹などが見られることもありますが、特に目の周りはかゆみで目をこすってしまい、そのせいで目の周りが赤く腫れあがってしまったり、目の周りの毛だけ抜け落ちてカサカサした皮膚が見えてしまったり…といったこともあります。
くしゃみが収まらない子、鼻水がたらたら垂れてしまう子もいます。
ワンちゃんだって、花粉症の症状はつらいものです。
それでは、ワンちゃんの花粉症対策のために、私たちはどのようなことができるのでしょうか?

今日から始めよう!ワンちゃんの花粉症対策

ワンちゃんと散歩をするとき、花粉症の症状がみられるときには絶対やってはいけないこと…それは、
「草むらを散歩する」
ことです!!
花粉症の症状があるとき、イネ科の植物が草むらに生えていたりしませんか?
人間が植物にかぶれた時と同じように、ワンちゃんもお肌の柔らかいところ、足の指の間やお腹を痒がったりします。
特に5月から8月の間は、ワンちゃんの花粉症がピークを迎えますので、症状のある子は気を付けてあげましょう。
また、花粉の時期は早朝に一番花粉が多く飛散するといわれているので、朝の散歩はちょっと遅めに、昼近くにできるとベストです。
花粉症のピーク時は、できれば毎日のお散歩には服を着せてあげるとよいですね。
ワンちゃんの毛にたっぷり花粉が付いてしまうのを防いでくれます。
お肌に発疹ができていたり、赤っぽくかさついているときは特にお洋服を着せてあげてください。
お洋服も花粉が付着しにくい、撥水加工やナイロン加工がお勧めですよ。
散歩前に、花粉対策のパウダーを顔周りや足の裏などにつけてあげるのもよいですね。
散歩から帰ってきたら、つい花粉をはたいてパタパタしたくなりますが、それはNG行動です。
花粉が舞い上がって吸い込んでしまったり、目に入ってしまったりするので、パタパタするのはやめましょう。
それではどうしたらよいか?
濡れたタオルなどで、やさしく体についた花粉をふき取ってあげてください。
ワンちゃん用の花粉除去スプレーなんかも市販されているので、併用して外でブラッシングをするのもよいですね。
また、花粉の時期はなるべくお風呂に入れてあげるように心掛けてください。
嫌がるかもしれませんが、顔もしっかり洗ってあげましょう。
足の指の間も、丁寧に洗ってあげてください。
ワンちゃん用の保湿剤でお肌や毛を保護してあげると、なおよいでしょう。

花粉症のワンちゃんには腸内フローラ検査?

腸内フローラ検査って聞いたことあるけれど、ワンちゃん用の腸内フローラ検査とはなんぞや?
と思われる方も多いでしょう。
最近腸活が注目されていますが、ペット業界でも腸活は注目されており、ワンちゃんについても、腸内フローラと疾患の関連についての研究が行われるようになったのだとか。
腸内フローラを改善するといろいろな病気や花粉症を改善してくれる、何て言われていますが、ワンちゃんもそうなのでは、といわれるようになったのです。
ワンちゃんも、腸内環境や腸内の年齢をチェックすることで、いつまでも元気に病気知らずで楽しく毎日を過ごすことができる、というわけです。
人間の食べ物など、ついおすそ分けしたくなっちゃいますが、ワンちゃんにとって腸に良い食べ物を積極的に与えてあげたいものですね!

ワンちゃんの花粉症/こんな時は病院へ!

たかが花粉症、されど花粉症で、花粉症の症状はワンちゃんそれぞれ。
花粉症の症状がかなり重度で辛そうでしたら、病院へ連れて行ってあげてください。
病院では、アレルゲン特異的IgE検査と呼ばれる血液検査でアレルギーの有無を調べることになるかと思います。
花粉症の症状が重い場合には、対症療法でつらい症状を和らげるためのお薬が処方されることになるでしょう。

終わりに

最近ワンちゃんがしきりに痒がっていたり、目が涙目になっていてくしゃみ鼻水がひどい、なんて姿が見られたら、まずは花粉症を疑ってみましょう。
そしてそんな様子が見られたら、

→早朝の散歩は行かない
→草がたくさん生えている場所はNG
→散歩のときには花粉が付きにくくなるよう服を着る
→花粉対策のパウダーを顔・足にはたいてあげる
→散歩から帰ったら濡れたタオルで全身丁寧に拭く
→お風呂を頻繁に入れ、クリームで保湿する
→家では空気清浄機をフル稼働してあげる
→腸活にも気を配る

といったことに気を付けてあげましょう。
花粉症の症状がひどく、お肌に引っかき傷ができてしまったり、発疹がなかなか治らなかったり…なんて時には、獣医さんに相談をし、お薬で症状を和らげてあげましょう。
さあ、元気に花粉の時期を乗り切りましょう★

参照:https://wanchan.jp/column/detail/25945





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