「お客さんが来る!ワンちゃんがいい子にしてくれる裏技」

お家にお客様が来る用事がある際、ワンちゃんがいるお家では困ってしまうことも少なくないのではないでしょうか?

「うちの子はお客様が来るとすごく吠える」
「興奮してピョンピョン飛びつきまくってしまう」
「お客様がソファーに座ると、その横に飛び乗ってしまう」などなど。

お客様が親族などであればまだ許されるかもしれませんが、学校の先生や保険屋さん、はたまたワンちゃん嫌いの方などであれば、頭を抱えてしまいますよね。

そこでここでは、お客様が家に来た時にワンちゃんにいい子でいてもらう裏技をご紹介していきます!

すべてのワンちゃんに効果的とは言えないかもしれませんが、物は試しで、ぜひトライされてみてくださいね。

ワンちゃんと飼い主さんの以心伝心に注目!

ワンちゃんと飼い主さんは、いわば以心伝心の関係だったりします。
そこで、ワンちゃんに落ち着いてもらいたいときは、自分もリラックスした状態でいることがとても大切です。

まずは自分が落ち着いて行動!

お客様が来ると、知らず知らずのうちに自分がワンちゃんに声をかける際の声のトーンやボリュームが大きい・大げさになっていたりしませんか?

「○○、ダメよ!」
「○○、こっちへおいで!」

など、「いつもならそんなに頻繁に構ってくれないのに、お客様が来ると余計に構ってくれる」と、ワンちゃんに思わせてしまうような行動をとっていませんか?

お客様の周りでワンちゃんに大人しくしてもらいたい場合は、まずは自分がいつもより静かな行動を心掛けるのが、お客様の周りでワンちゃんに大人しくしてもらえる裏技なんですよ!

お客様のお出迎え練習

お客様が来たら、飼い主さんがゆっくりとドアを開けましょう。
その際にできればお客さんには、ワンちゃんに気づかないふりをしてもらいましょう。

ワンちゃんはリードにつないでいれば、さらに完璧です!

お客さんが来てあまりに興奮してしまったら、落ち着いて「残念」といい、興奮してしまったワンちゃんはお客様にご挨拶ができないということを教えてあげましょう。

一番近い部屋にワンちゃんを入れたら、すぐにドアを閉めてしまいます。
30秒ほど待ってから、部屋から出してあげましょう。

その時にまたすぐにお客様に飛びついてしまうなど、興奮している様子を見せたら、「残念」と落ち着いて声をかけ、またお部屋に入れてしまいます。

このプロセスを、お客様がいても落ち着いていられるようになるまで、繰り返しましょう!

お客様がいる間中、静かにしてもらう裏技

お客様が家にいる間中、ワンちゃんには大人しくしていてもらいたいですよね。

ワンちゃんになるべく長い時間、お利口さんにしてもらうためには、ワンちゃんが安心して、楽しめる場所を与えてあげることが必要です。

この「場所」というのは定位置ではなく、「移動できるもの」でなくてはなりません。

ワンちゃん用の簡易ベッドやラグ、タオルなどを用意しましょう。
そして、お客様がいないときから練習を始めます。

ワンちゃんの居場所(ラグ、タオル、簡易ベッド)を決めたら、そこにオモチャやおやつなど、ワンちゃんが喜ぶもの、ワンちゃんの大好きなものを置いてあげてください。

もしワンちゃんがそういったものを咥えて場所を移動しようとしたら、取り上げてワンちゃんとともにその場に戻しましょう。

お客様が実際に来た時にも、ワンちゃんが与えられたいつものラグなどで静かに良い子にできたら、とっておきのおやつなどをそのラグの上で与えてあげてください。

ワンちゃんが座る場所は、飼い主さんの近くがベストです。

練習は面倒くさくても、ラグなど持ち運びのできるワンちゃんのお気に入りの居場所を作っておけば、後で絶対に役立つ時が来ますので、根気よく続けましょう!

お客様を吠えないためのトレーニング

お客様を吠えるワンちゃんには、2種類のタイプがあるといわれています。
1つはお客様が来たことがうれしかったり、興奮してしまって吠えるタイプの子。

もう1つは、怖がりのワンちゃんで、自分や家族のプライベートな場所にお客様が来ることにかなりの抵抗を感じてしまうタイプの子です。

・うれしくて興奮してしまうワンちゃんの吠え癖を何とかするには?

ワンちゃんが、お客様が来てくれてうれしいからと興奮して吠えている場合、お客様がワンちゃんに声をかけてしまったり、かまってあげてしまうと逆効果となります。

お客様にはなるべく無視してもらえるよう、予め伝えておきましょう。

・怖がりワンちゃんの吠え癖を何とかするためには?

怖がりなタイプのワンちゃんには、できることならお家でお客様を出迎えるのではなく、お客様と待ち合わせをしてその場所まで一緒に出掛けていき、家に帰ってきたら先にお客様に家の中に入ってもらうといった工夫をすると良いといわれています。

さらに怖がりで吠えてしまう子の場合は、自分が守らなくてはならないと感じるテリトリーを狭くしてしまうことで、安心しやすくなるともいわれています。

クレートに入れて、クレートを上から何かで覆ってしまうと、安心できるでしょう。
ワンちゃんが吠えたり興奮している様子を見せている間は、ずっとクレートに入れておきましょう。

お客様を吠えずに迎える経験を増やす

お客様が来る前に、大好きなおやつに夢中にさせてしまうなどして、お客様が来た時に吠えなくてはならない状況を阻止してみましょう。

実際に吠えないで済んだら、お客様が帰ってから「偉かったねー!」など、たくさん褒めてワンちゃんに「お客さんは吠えなくてもいいんだ!」と覚えさせてあげましょう。

ワンちゃんのお客様への飛びつきを何とかしたい

ワンちゃんが自分などに喜んで飛びついてくるのは良いけれど、お客様に飛びつかれるのは困る・・・。

そんな飼い主さんもいらっしゃるのでは?

特にトイプードルなど、プードル系の子たちは「飛びつく」傾向があるといわれています。

ワンちゃんが飛びつく理由は主に、「うれしくて」「その人のことが大好きで」「かまってもらえるから」などです。

飼い主さんなら、飛びついてきたらすぐに抱っこしてかわいがってあげたいですよね。
ただし、ワンちゃんとの関係性を考えると、ワンちゃんからの要求に人間が応えてしまうのはNGなんです。

また、みんながみんなワンちゃんのことが大好きなわけではないので、ワンちゃんに飛びつかれて「かわいい」と思わない方もいらっしゃいます。

そこで、飛びついてしまう状況を避ける必要があります。
ワンちゃんは立っている人間に対して、興奮してしまう傾向がありますので、お客様には家に入ったら早めに座っていただき、ワンちゃんはサークル・クレートに入れて対応してあげましょう。

ワンちゃんが飼い主さんに飛びついて、「抱っこ」をアピールしてきても、まずは「お座り」などの指令を出し、それができたらご褒美として抱っこしてあげるようにしつけておくと良いですね!

ソファーなどに飛び乗ってしまうときも、飼い主さんの許可があるときのみにしましょう!

終わりに

いかがでしたか?
お客様が来る日に頭を抱えなくて済むためには、「日頃からのトレーニング」と、「ちょっとした工夫」が必要なことがわかっていただけたのではないでしょうか?

お客様が来る前から、お客様が来たことを想定してトレーニングをするのは、面倒だと感じてしまう方も、実際にワンちゃんのトレーニングが完了すると「やってよかった!」と思われるはずですよ。

「ワンちゃんの居場所の確保」、「ワンちゃんのテリトリーと認識する場所を狭くしてあげる」こと、さらに「ワンちゃんの成功体験を積み重ねてあげる」、「なんで吠えているのかを見極め、タイプ別に対応してあげる」ことで、お客様が来る日も怖くはなくなりますよ!





犬用 木製 サークル Mサイズ

ニュージーランド・パインの無垢材フレームを上下と四隅に施した高級感のあるサークルです。
落ち着いた雰囲気の、木のぬくもりが伝わります。
重量感がありますが、バラバラに出来るので持ち運びも簡単です。





小型犬用リード|ASHU ピッチ [リード] サイズ:S

存在感の有るピッチは、フォーマルからカジュアルまで様々なシーンで楽しめて、さりげなくアピールできるアイテム。
ソフトでしなやかなレザーは、犬種や毛色を問わずに使えてオススメです♪