愛犬に寄生するマダニ?症状や予防・治療方法は?

小さいからって甘く見ないで!マダニにご注意

秋になると気温が丁度良くなることから、愛犬を芝生の公園などで遊ばせる機会が多くなります。
しかし夏が終わったばかりの芝生で遊ばせる場合において、飼い主が注意しなければならないことは愛犬の健康を損なう害虫の被害です。

その健康を損なう害虫の中でも、特に夏から秋にかけて注意しなければならないのがマダニの被害です。
マダニはマダニ族に属する昆虫で、主に森林地域や草花が生い茂る場所に生息しています。
なぜマダニに注意しなければならないのか、それはマダニは吸血動物でありながら危険なウィルスを媒介する生き物だからです。

マダニは草原地帯や森林地帯の葉っぱに潜んでおり、目が見えない代わりに蚊と同じく哺乳類が発する二酸化炭素や体温を感知するセンサーをフル動員して獲物を探します。
そして自身の飛び移れる距離でセンサーで感知した生き物が通りかかったら、全身のばねを活かして飛び乗り皮膚に付着します。

皮膚に付着したらセンサーを血管の位置を探ることに使用し、全身のなかで血液の流れるポイントを見つけたらそこに自身の口から針を出して刺します。
針を刺すと血液が凝固しないのと痛みを感じないようにように麻酔液と同じ成分の物質を分泌すします。
さらに対象物が動いて自身が振り落とされないようにセメントのような物質を出して固定します。

これらの一連の行動を起こしたら、自身の体の後部に位置する血液を貯める袋に次々と血液を貯めていき最終的な飛びつく前よりも2倍ほど大きい状態になるまで吸血を開始します。
これが吸血の流れですが、この生き物の問題は感染症を引き起こすことです。

先に言った体の後部にある袋状の中には共生しているウィルスが存在します。
そのウィルスの出す酵素が血液の凝固を防ぐ効果を出しているのですが、問題はこの酵素です。

誰しもが愛犬の表面に付着をしているのを見たら、その刺している最中に手やピンセットで取り除いてしまいます。
危険なのは血液を入れる袋状の胴体はとても柔らかく、手やピンセットで取り除いてしまうと簡単につぶれてしまいます。
血液を貯める袋がつぶれてしまうと、その袋状の中にいたウィルスが押しつぶした勢いで針から刺した体の中に侵入してしまいます。

体に侵入したウィルスは、血管を通して全身に回り血液を破壊する酵素を分泌してしまいます。
この状態になると愛犬の命にかかわるだけでなく、そのウィルスの入った血液が飼い主に触れてしまうと飼い主にも感染し2次感染を起こしてしまいます。

そのため涼しくなったこれからの時期に草原地帯で遊ばせるときには、事前にどんな症状が出るのかと予防法と治療法を知っておくことが大事です。

ウィルス感染の症状と治療

症状としては体に異物が付着しているので手当たり次第に歩き回ったり、吸血の際に麻酔液を注入しているのでアレルギー性皮膚炎のような炎症を伴ったかゆみを出します。
そして一匹だけでも大量の血液を吸血するので、多くのマダニがいるとなると愛犬が貧血状態になり立ちくらみや寝たまま動かないなど元気がない状態になり舌や歯茎の血色が白っぽくなってきます。

愛犬にそのような状態になって1週間内において草原地帯や森林地帯に足を踏み込んだ節があるのであれば、病気のリスクもありますが付着しているリスクも考えます。
そのうえで駆除方法と治療方法としては、まず先に言ったとおりに発見しても手を出さないことです。

手やピンセットで取り除こうとすると、その血液が周辺に巻かれることになり愛犬や飼い主に感染を広げてしまうためです。
基本は刺されたまま動物病院を受診して、医師に草原地帯や森林地帯に足を踏み入れたことを伝えます。

動物病院を受診して原因が分かれば、動物病院に入院して専用のピンセットで取り除いた後に、患部の晴れを治すために軟膏を塗ります。
そしてウィルスによる血液破壊の疑いがある場合には、即時に入院してもらい投薬治療で様子を見ながら完治を目指します。
ただ心配ばかりで、散歩ができないのであれば愛犬の肥満につながってしまいます。

そこで安心して散歩するためにも、散歩する前の予防法を実践します。

マダニ予防策

散歩でテンションが上がりやすい愛犬だと草むらや茂みに喜んで飛び込んで行こうとしますが、予防策の前提としてこのような場所には
近づかせないようにすることが好ましいです。

しかし、愛犬の楽しみを奪ってしまうことは愛犬にストレスを与えてしまいますので自然の公園やドックランなどで遊ばせる場合は予防策として虫よけのアロマをつけるておくとリスクが減ります。
先に言ったとおりマダニは目が見えていないのでセンサーを使って、哺乳類の発する体温と二酸化炭素の臭いを感知して飛び移ります。
そのため臭いを感知させなければ、たとえ草原地帯で遊ばせても飛び移るリスクを減らすことができるのです。

その匂いとしてはシソ科やミント系の香りを選ぶとよいです。
これらの香り成分は虫にとって危険な香りを発する物であるため、臭いを感知する虫にとっては避けたいのです。
そのためミント系やシソ系の香水をあらかじめ体に振りかけておくことで害虫の寄り付きにくくなります。

ただ嗅覚が鋭い犬にとっても、ミントやシソの臭いは強いため不快に思ってしまいストレスになるリスクも伴います。
そのためはじめは少量をかがせるか体に吹きかけてストレスにならないレベルで慣れさせていきます。
そして数日かけて慣れさせたら、徐々に量を増やして最終的には全身に振りかけて予防させるようにしましょう。

また、防ノミ防ダニ加工が施された犬用の服も数多くありますので外出や散歩のときに着させておくのも予防のひとつになります。
そして、散歩や遊んだ後はブラッシングをすることで噛みつく前のマダニであれば捕ることも可能ですし、噛みついているのであれば早期の発見にも繋がります。





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