愛犬も年齢とともに痴呆症に!痴呆症の予防と対策を行おう!

痴呆の症状を知っておこう

近年では動物医学の発展やフードの改良などにより、長生きする犬が非常にふえてきています。
しかし長生きすればするほど、痴呆症になる可能性も大きくなるといえるでしょう。
できれば健康な状態で生涯過ごしてほしいものですが、万が一のことを考えて、老犬に起きる症状や病気について、早い段階から知識を頭に入れておくことが大切です。

愛犬の行動変化は要注意

そもそも犬の痴呆症とは、老化が原因で体の機能が衰えて、認知機能などの低下によって発生する病気です。
犬が痴呆症になった場合には、1日中ぼーっとしていたり、飼い主のことが分からなくなったり、感情のコントロールが上手にできなくなるなどの症状があらわれはじめます。

具体的な症状としては、ぐるぐると同じところをまわる、急に甘えん坊になる、夜鳴きをする、トイレの失敗を繰り返す、攻撃的になったり、ふらふらと徘徊するなどのような症状がみられます。
また原因としては、不安が大きくかかわってきているとも言われています。
今までは普通にできていたことも、年をとることにより急にうまくできなくなり、それが犬自身にも不安となってしまいます。
このような不安が次第に大きくなり、犬の認知症はだんだんと悪化してしまうのです。

痴呆になりやすい・なりにくい犬種

犬にも様々な犬種が存在していますが、痴呆症になりやすい犬となりにくい犬が存在しています。
痴呆症になりやすい犬種類としては柴犬、秋田犬、北海道犬、甲斐犬、紀州犬などの日本犬がなりやすいといわれています。
反対にゴールデン・レトリバーやチワワ、ミニチア・ダックスフンドなどの洋犬はきわめて少ないと言われています。

痴呆の予防対策

愛犬が痴呆症になる前に、できる限りの予防対策もしておきたいところです。
予防対策としては、散歩コースを決められたコースにするのではなく時々違うコースに変えてみたり、香りで脳を刺激する、ドッグマッサージなどを行い筋肉や脳に刺激を与える、予防に良いとされている食事を与えるなどの対策が挙げられます。
予防対策として、運動や食生活などを重視する人も多いかと思いますが、犬も人間と同じように、自分の世界を少しずつ広げてくれる経験を日々必要としています。
毎日決まった散歩コースを散歩するのではなく、違う場所へ散歩に行ったり、知らない町のカフェへ行ってみたり、友達の犬と遊んでみたりするとよいでしょう。
このような経験は、犬の脳にはとても良い刺激を与えます。
もしも老犬となり、体が不自由になってしまった場合でも、短い散歩の時間に、いつもと違う路地を通るだけでも、脳には大きな刺激となるでしょう。

食事も大切な予防対策です

そしてやはり重要となるのが、普段の食事と言えるでしょう。
普段の食事でDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸を積極的に摂取させるようにしましょう。
DHAは脳や神経組織の機能を高め、判断力や記憶力を向上させる効果が期待できます。
EPAを摂取することにより、血液の循環が良くなり血栓ができにくくなるという効果が期待できます。
これにより高脂血症を予防したり、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの予防にもつながります。
これらは魚の脂に多く含まれているといわれています。

普段からこのようなものを摂取できるように、ドッグフードを魚メインのものに変えたり、手作りご飯としてマグロやカツオ、サンマなどの魚をくわえてみることもよいでしょう。
しかし必要摂取量のすべてを食事からとることはなかなか難しいでしょう。
そのため市販されているペット向けのオイルなどを併用すると効果的です。

そして人間にも言えることですが、頭を使わなければどんどんその機能は失われてしまいます。
そのようにならないためにも、普段から脳に刺激を与えるような遊びを、一緒にするようにしましょう。

おすわりや伏せなどの基本的な動作から、おやつやお気に入りのものを隠して犬の嗅覚を使って探してもらう遊びなどを取り入れてみると良いでしょう。
鼻や頭を使うことにより、犬はかなり疲れます。

雨で散歩に行けない日や、室内で退屈している時に行ってみると良いでしょう。

もしものときも大切に接してあげてください

そして予防対策だけではなく、もしも犬が痴呆症になってしまった場合などについて、しっかりと考えておくことも大切です。
もしも夜鳴きが見られるようになったら、そばで添い寝をしてあげたり、痛みで夜鳴きをするようであれば、その痛みを取り除くために動物病院で診てもらうようにしましょう。
昼と夜が逆転してしまい、夜鳴きにつながることもあるので、昼の間にしっかりと太陽を浴びさせたり、散歩に行くなど、メリハリをつけて生活できるようにしましょう。

トイレを失敗してしまうことも考えられます。
老犬になるとトイレが近くなるため、定期的にトイレに連れて行ってあげたり、トイレを近くに設置してあげると良いでしょう。
体を動かすのが大変な場合には、おむつを利用するのも一つの手です。

感情のコントロールができなくなり攻撃的になる場合には、やさしくゆっくりと包んであげましょう。
反対に甘えん坊になってしまう時も、近くで優しく接してあげることが大切です。





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