値段が高い!犬種類ランキングTOP3を紹介!

知るとビックリ!高額犬種

動物は見ているだけで心を癒されるものですし、さらに直接触れ合うことができれば、より大きな精神的な充足感を得ることができます。
そのため一人暮らしで寂しさを感じたり、子どもたちが独立して何となく心にぽっかり穴が開いてしまったような人たちの中には、心を慰めてくれる存在となるペットを飼いたがる人が多いのです。

そういったペットの存在価値を考えると、飼い主との関係が深い動物である犬が、昔から多くの人たちに愛され続けている理由がよく分かります。
犬は基本的に飼い主である人間に対して忠誠心が強く、また人間の愛情を求めて甘えてくれることが多いからです。

ただ一口に犬と言っても、その種類は実に多種多様です。
その中にはペットとして飼いやすい犬種もあれば、番犬や猟犬、牧羊犬といったように、人間の役に立つために代われている犬種もあります。
さらに、ペットとして飼われている犬の中にも、小さくて室内で可愛がるのに適している犬種もあれば、大型で一般的には屋外で飼うことになる犬種もあります。
また犬にはそういったような特徴による違いではなく、価格が高いかどうかという違いもあります。

ペットショップで比較的安く手に入る犬種もいれば、通常の入手方法ではなかなか手に入れることができないような希少さなどの理由から、びっくりするくらいの金額が付けられる犬種もあるのです。

もちろん同じ犬種の中でも、血統の良さや見た目の美しさ、オスかメスかといったような色々な要素によって値段の違いは生じるものではありますが、一般的に値段が高いとされている犬種のTOP3について、犬種名となぜ値段が高いかの理由を紹介して行きましょう。

高額な犬種トップ3

第3位はイングリッシュ・ブルドッグです。
この犬種はその名前からも分かるように、日本でも人気の高いブルドッグの一種なのですが、その中でもこのイングリッシュ・ブルドッグは百万円ほどという高値で取引されている、とても価値の高い犬種となっています。

なぜ同じブルドッグでもこの犬種にそれだけ高い値段が付くのかの理由としては、その個体数が少ないという点が大きいと言えます。
ブルドッグ自体が妊娠や出産が難しい品種である上に、この犬種に関しては特に飼育される数が減ってしまったからです。

そもそも牛と戦う闘犬だったブルドッグは、牛にかみついても呼吸が苦しくならないようにつぶれたような鼻になるように改良された犬種でしたが、闘犬が廃れるとその独特の外見に注目が集まるようになり、ペットとして飼いやすいように改良されていきました。

しかしこのイングリッシュ・ブルドッグについてはそのための改良が上手く行かなかったために、飼育される数が激減してしまいました。
現在ではその独特のブサ可愛さと性格の穏やかさから、値段は高くても高い人気を誇るようになっています。
この犬種の主な入手方法は、国内のブリーダーから購入するというのが一般的です。


第2位はサモエドです。
この犬種はサイズから言えば中型犬ではあるのですが、全体的なシルエットはスピッツとよく似ているため、シベリアン・スピッツという別名でも呼ばれており、百二十万円前後で取引されます。

この犬種はロシア原産で、ツンドラ地方の厳しい寒さの中で長い間飼育されてきたことから、長くて真っ白い毛を持っていることが大きな特徴です。
このサモエドの人気が高い理由は、やはり希少性が高いということと共に、その見た目が大変美しいという点も大きく関係しています。

毛色がより純白に近いほど、高値が付く傾向があるのです。
また飼育頭数が少ないのに、日本のテレビ番組で脚光を浴びて大きな話題を呼んだことで人気がさらに高まったことも、その値段が高くなった理由の一つだと言われています。
この犬種の入手方法も、国内のブリーダーからの購入が基本となっています。


第1位はチベタン・マスティフです。
この犬種は、個体によっては第2位として挙げたサモエドよりも安い値段が付けられることもあるのですが、時折大変な高額で取引されることがあります。
以前およそ二億円という信じられないほどの高値が付けられたことがニュースで取り上げられたので、この犬種名を耳にしたことがあるという人も少なくないでしょう。

このチベタン・マスティフはその名前から分かるように、チベット高原を原産地とする犬種で、時には体重が百キロを超えることもあるかなりの大型犬です。
このチベタン・マスティフが高値で取引される理由は、数多くある犬種の中でも希少性が特に高いことです。

保護動物に指定されるほどそもそもの個体数が少ない上に、繁殖期が一年に一度だけなので生まれる数も少なく、さらに厳選されたものしかこの種として認定されないといった点から、世界的に見ても非常に希少な犬種となっているのです。

またこの犬種の価格の高騰には、中国経済の発展が大きく影響しています。

富裕層が自らの成功の証しとして、希少なだけではなく見た目のゴージャスなこの犬種を手に入れたがったからです。
そのような特徴を持つチベタン・マスティフの日本での入手方法は、海外からの輸入に頼る場合が多いようです。

とても高額な犬種がいてビックリですね。
犬には様々な犬種がいて、これから飼おうと考えている人はとても悩まれることでしょうが、自分のライフスタイルにあった犬種を選ぶことが犬の幸せにもつながっていくでしょう。