ワンちゃんとハイキング!安全に楽しむためのポイント

気持ちの良い天気が続いていると、週末はワンコを連れてアウトドアを楽しみたくなりますよね!
緑の深い山の中や草原で、たっぷり遊んであげたい!
とはいえ、ワンちゃん連れでハイキング、トレッキング、山登りなんかを考えると、初心者は「大丈夫かな?」と心配になってしまうものです。
いろいろ経験を積めば、それだけワンちゃん連れのアウトドアを楽しむコツもわかってきて楽しいはずなのですが、何事も初めては心配!

ということで、今回はワンちゃんとハイキングやトレッキング、山登りをする際に楽しむためのポイントをご紹介します。

そもそもハイキング、トレッキング、山登りの違いは何?

ワンちゃん連れでハイキング、またはトレッキングや山登りと聞くと、そもそもこの3つの違いは何かな、と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
時にハイキングとトレッキングの違いがよくわかりません、という方も多いのでは?
そこで調べてみましたら、なんとこの3つに厳密な違いはないのだとか!
とはいえ、一般的に人が思い浮かべる「主観」でいえば違いがあるそうなので、一応ここでみなさんと確認しておきたいと思います。

→ハイキングとは?

個人的なイメージだと、ピクニックは自然の中でお弁当を食べること、ハイキングは緩やかな田舎道や自然道を散歩すること、というイメージでした。
一般的にも、緩やかな山道を自然を楽しみながら気楽に歩ける、という感覚のようです。
また、ハイキングルートも、大抵整備や舗装がされていて歩きやすいコースが多いのも特徴です。

ハイキングルートの中には、低い山道も含まれているようですので、サンダルやヒールのある靴だと少々厳しいのかもしれません。
また、ちょっとした山歩きであれば、ロープウェイで上まで登って、そこから下山するだけの場合も「ハイキング」という言葉が当てはまるようです。
少々体を動かす散歩、程度の運動と思ってよさそうです。

→トレッキング

ハイキングもトレッキングも一緒のイメージの方、だいたい当たっています!
トレッキングは、山道をただ歩くこと、山の頂上を目指すわけではなく、歩くことを差しているようです。

トレッキングの中には、山頂まで行くコースを歩いたり、軽登山に当たることもトレッキングというようですし、海外では長距離を山歩きするという意味でトレッキングという言葉を使っていたりもします。

ワンちゃんとトレッキングコースを、と考えるときは、そのコース内容を実際によく把握しておかないと、なかなかハードな旅路になるかもしれませんね!

→登山

登山はその単語の通り、山を山頂まで登ることを差します。
3つの中では一番レベルは高いですが、飼い主さんとワンちゃんで登れる山もいくつもありますので、実はぜひ挑戦していただきたいアクティビティだったりします!

ワンちゃんとトレッキング!どんな準備をすればよい?

ワンちゃんとハイキングやトレッキングに出かける際、どのような準備をしておくべきなのでしょうか?
スキーやスノーボード、アウトドア・アクティビティも、まずは恰好から入るという方はたくさんいらっしゃるかと思います。
そこで、まずは往復4時間程度のトレッキングに連れていく際の持ち物から、チェックしてみましょう。

ワンコ連れトレッキングの持ち物リスト

●リュック:30Lのもの

●クマ鈴:クマよけの鈴は絶対持参しましょう!

●カラナビ:リュックから出したり入れたりが面倒なものをぶら下げるのに役立ちます。
 ワンちゃんの排泄物も、密閉しビニール袋に入れてカラナビからぶら下げれば、リュックに入れずに済むので◎

●レインウェア/レインポンチョなど:雨に濡れると体温を奪われますので、レインウェアは持参しましょう。
ワンちゃん用と、飼い主さん用のものが必要です。
寒いときにも役立ちますよ!

●タオル:タオルもいろいろ役立つので、飼い主さん用とワンちゃん用のものを持参しましょう。

●水筒:中身は水にして、飼い主さん用のコップとワンちゃん用のボウルを持参しましょう。
水であれば怪我した時に、傷口を洗うのにも使えますしね!
ワンちゃん用のボウルは、ぜひアウトドア用にカラビナ付きのシリコン製、折り畳みができるものがお勧めです。

●飲食物:飼い主さん用に、行動食を持参しましょう。
行動職には、適切な熱量(糖分)と電解質(ナトリウム、いわゆる塩分)が必要です。
甘い食品、塩分の取れるものをそれぞれ持参してもよいかもしれません。
ちなみに行動食は1時間に1回程度をベースに考えるそうなので、4時間であれば4回分を小分けにしておくと便利です。

●ワンちゃん用おやつやフード
エネルギー補充を飼い主さんがするときは、目を輝かせて自分の分を待つと思いますので、必ずワンちゃん用おやつは持参してあげてくださいね。
万が一の呼び戻しの為にも使えますしね!

●虫よけスプレー:マダニ対策にも、飼い主さんとワンちゃんの分が必要です。

●救急セット:簡単なものを用意しておけば安心ですね。
 棘が刺さった時のピンセット、何かが目に入った時に目薬はセットしておきたいかもしれませんね。

●ペグ:休憩の時にワンちゃんをつないでおけるので、テントを張るときに使用するペグは持参しておきましょう。
 
●ブランケット:軽い薄手のブランケットもあると、安心です。

●予備のリード・ハーネス:万が一リードやハーネスが壊れた時用に、予備があると安心で
すね。

●ワンちゃん用のブーツ:万一、足を怪我した時用に持参しておくと安心です。

●排泄物を入れる袋:ないと困りますよね!
 防臭タイプのものでないと、持ち歩きが悲惨になりますので気を付けましょう。

●ライト:もし暗くなってきてしまった時に、飼い主さん用のヘッドライトと、ワンちゃん
 が着用するもの2つとも用意しておきましょう。

ワンちゃんとトレッキングする際の服装は?

ワンちゃんとトレッキングに行く際の飼い主さんの服装は、登山のサイトなどをチェックして考えてみてくださいね。
靴はトレッキング用のものが、滑りにくく安心ですし、ウェアも重ね着で調節できるようにしておくと便利です。

また、気を付けないと意外と日焼けしてしまいますので、帽子を持参しましょう。
サングラスもあったほうが良いでしょう!
ワンちゃんの安全のポイントとしては、ワンちゃんも、フルドッグガードで寒さや枝などから体を守ってあげましょう。
全身カバーできるものであれば、マダニなどからも守ることができて、安心です。

また、いつもは首輪派のワンちゃんも、転落した時に安全に引っ張り上げることができるのは、ハーネス!
ということで、ハーネスを装着するようにしましょう。
迷子札も装着しておけば、さらに安心ですよ!

事前情報のチェックは大切!

ワンちゃんとトレッキングを安全に楽しむポイントとして、事前情報を徹底的にリサーチしておくことがあります。
混みあっている場所だと、やはりのびのびしにくくなりますよね。
ワンちゃん同士の相性もありますし…。

穴場とまではいかなくとも、そこそこ空いていて、現地までの移動にかかる時間やワンちゃんの体力を考慮して選ぶ必要があります。
また、ワンちゃんが危険な植物を食べないように、その季節に咲いている植物についても調べておきましょう。

ワンコ連れトレッキングのマナー

ワンコ連れキャンプなどとも同じルールではありますが、最低限ワンちゃんの排泄物は持ち帰ることがマナーですよ。
また、リードは人とすれ違う時、ギリギリまで短くして持つのがベター。

ワンちゃん嫌いな人も中にはいらっしゃいますので、そういった人が嫌な思い、怖い思いをしないように配慮する必要がありますね。

ワンちゃんと一緒にトレッキングを楽しむツアーも企画されているようなので、一人では心配という方は、ツアーをお勧めします。

ワンちゃん連れ登山のコツ

ハイキングからさらにレベルを上げて、ワンちゃん連れで山登りをするという方のために、ワンちゃん連れ山登りのコツもご紹介しておきたいと思います。
ワンちゃん連れ山登りで最低限チェックしておかなくてはならない情報、それは、上る予定の山がワンちゃん連れがOKかどうか、ということです。

クマ出没エリアは、クマを刺激してしまうためワンちゃんはNGとなっている場所もありますし、国立・国定公園や山岳部などでは、野生動物保護のためペットの持ち込み自粛を要請している地域があるのです!
そのため、まずは現地にワンちゃん連れ登山が可能かどうか、確認の連絡をしましょう。

また、ワンちゃんを連れて登山する場合には、ワンちゃんの体力や飼い主さんの言うことをしっかり聞くことができ、指示が待てるかなども重要なポイントです。
ちなみに、一般的に登山に向いているとされる犬種は、シェパード、ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバー、ボーダー・コリー、甲斐犬、紀州犬などだそうです。

小型犬では、柴犬やダックスフンドが登山に向いているそうですが、ダックスフンドはお腹が擦れてしまわないか、ちょっと心配ですよね。
道が整備されているところなのか、岩がゴツゴツあるところなのかを調べておく必要があります。
また、前日に雨が降っていて地面がぬかるんでいることが想定されたり、途中につり橋がある場所、気温が高すぎて木陰などがないコースは避けましょう。

ワンちゃん連れ登山の際に持参しておきたい物とは?

ワンちゃん連れ登山に必要なものは、ハイキングの持ち物プラスでコートや防寒着、ワクチン接種証明書、迷子札、犬が入れるタイプのリュックなどがあったほうが良いとのこと。
また、遭難などを想定し2食分のフードを持参しておきましょう。
もちろん、水は多めに持参しておいてくださいね!

ワンちゃん連れで登山中の注意点!

ワンちゃん連れでなくても基本的な注意事項ですが、登山は無理をして楽しむものではない、ということです。
そして、ワンちゃんの様子をよく観察しながら山を登ることも、大切な注意点の一つ。
登山は行きと帰りがありますので、山頂まで登ったら帰りの体力がない、では済まされないからです。
疲れているように思ったら休ませる、またいつでも引き返すつもりで山登りを楽しみましょう。

ワンちゃんと一緒に登れる山リスト

⦁青森県:八甲田山

日本百名山の一つで「八甲田山」という山が一つあるわけではなく、、18の成層火山や溶岩円頂丘で構成される火山群です。
標高差700m未満、約4時間程度の道のりですが、登山道の景色が良く変わるために飽きることなく楽しみながら初心者も楽しめる山だそうですよ!

⦁東京:高尾山

東京都八王子市にある高尾山。
大きな起伏のないルートで、下が土のコースを選ぶことができます。
舗装路よりも土の方が犬の足に良いと思います。この前の登頂では6号路を行きましたが日陰もたくさんあり、ベンチも数か所に配置されているので休憩しながら登ることができるそうです。

標高は599m、往復で2〜3時間の道のりで、ケーブルカーやリフトもあるのでワンちゃんの体力に合わせた楽しみ方ができるのがポイントです。
とはいえ、ワンちゃんはペット用バスケットに入れば乗車できること、またリフトは抱っこで乗車となるため、大型犬は厳しいですね!

⦁東京:御岳山

青梅市にある御岳山。
標高は929mで、初心者向けの低山です。
所要時間は往復で4時間程度ですが、こちらもケーブルカーがあるため、大型犬以外はワンちゃんのコンディションに合わせて利用することができますよ!
ちなみに、噴火した長野県の御嶽山とは別の山ですよ。

⦁神奈川県:金時山

箱根にある金時山は金太郎伝説が有名な、初心者に人気の山です。
日本三百名山にも選定されており、気軽に登れる山ともいわれているので、首都圏にお住いの方には初めての挑戦にお勧めですよ!

⦁神奈川県:大山

伊勢原にある、大山。
1時間半ほどの山道で見晴台まで登ることができるので、ワンちゃんと一緒に気軽に登山を楽しむことができます。

⦁山梨県/長野県:八ヶ岳(南八ヶ岳、入笠山、編笠山)

八ヶ岳は山々が南北30 km余りに連なっている、大火山群です。
多くの温泉や高原が広がり、避暑地としても有名ですよね。
例えば入笠山は、ワンちゃんをケージに入れなくてもゴンドラに乗れたり、ペット用のゴミ箱があったりとワンちゃん連れには人気の山となっています。

⦁山梨県:大菩薩嶺

甲州市の菩薩嶺は標高2,057Ⅿの初心者向けの山で、日本百名山のひとつでもあります。
とはいえ、途中までバスで行き、大展望の大菩薩峠を通り大菩薩嶺の山頂に行く日帰りコースがワンちゃん連れにはお勧めだそうですが、バスを利用するので大型犬は難しいでしょう。

⦁埼玉県:丸山

秩父にある標高960mの山で、芦ヶ久保駅から歩いても4時間程度の所要時間で登れるので、初心者向きといわれている山です。。

⦁福島県:田代山

南会津郡にある標高約2000mの田代山は、ワンちゃん連れの初心者向けの山といわれています。
頂上が広大な湿原なので、頂上でホッと一息散歩が楽しめるのもポイントが高いですね!
こちらの山は、往復7〜8時間必要といわれているので、 それなりの体力が必要な山ではありますよ。

終わりに

ワンちゃん連れのハイキング、トレッキング、登山について、ポイントをお分かりいただけたでしょうか?
楽しく安全にアウトドアを楽しむには、現地の情報を入念にチェックし、自然植物や動物についても、またクマについても調べておいた方が安全です。
ワンちゃんと一緒にマナーを守って、安全にアウトドアを思いっきり楽しみたいですね!

●参照
・愛犬とトレッキング!安全に楽しむためのポイント

・愛犬と登山を楽しみたい!
登山向きの犬種、注意事項やルールなどをご紹介

・愛犬とトレッキングを楽しもう!ワンポイントアドバイス

・犬連れ登山はマナーが大事!事故や怪我をしないための注意点や八ヶ岳などおすすめ登山地を紹介

・違いは何?「登山」「ハイキング」「トレッキング」【初めての山歩き】

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