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愛犬は飼い主の話を聞いてます
犬を飼っている人のほとんどは何かしら犬に向かって話しかけたことがあるのではないでしょうか?
「話しかけても分からないか」「こんなこと犬に言ってもね~」など、我に返ったときに、ふと思うかもしれません。
しかし犬は飼い主さんが話しかけた、なにげない言葉をちゃんと聞いています。
だから、どんどん愛犬に話しかけてあげてくださいね。
飼い主さんができるだけ話しかけてあげたほうがいい理由と愛犬がさらに楽しくなるフレーズを紹介します。
犬は人間の言葉がわかっている
犬には人間の話す言葉がわかっています。
ただし言語を理解しているのではなく話す音と、それに関連する行動や仕草を理解するという意味です。
例えば、ご飯をあげるときに「ご飯だよ」と愛犬に話しかけていると、いずれ愛犬は「ご飯だよ」というフレーズを聞くと食べるものが出てくると認識するようになります。
愛犬は「言葉(音)」と「行動(しぐさ)」を関連ずけて覚えてくれますので、飼い主さんは愛犬にできるだけ言葉で伝えてあげるようにしておくと色々とスムーズになります。
愛犬に覚えてもらいたいフレーズ7選
1.ご飯
「ご飯」「ご飯だよ」というフレーズは必須です。
飼い主さんが毎回「ご飯だよ」と言うようにしていれば、愛犬は徐々に「ご飯がもらえる言葉(音)だ!」と理解してくれるようになります。
また、おやつを与えているのであれば「おやつ」という言葉も言ってあげると「ごはん」と「おやつ」の違いを理解してくれます。
2.行こう
散歩に行く際など、愛犬に「散歩行こう」と話しかける飼い主さんは多いことでしょう。楽しいことが待っている言葉は愛犬も覚えるのが早いし、散歩は毎日する行動なので覚えさせておくと良いでしょう。
そのフレーズを聞けば愛犬はシッポをブンブン振りながら喜んで来てくれるようになりますよ!
3.ただいま
家に帰ってきたら愛犬に「ただいま」と言葉をかけるようにしましょう。
「家に戻ってきた」という合図にもなりますし、家族の一員でもある愛犬にもちゃんと「ただいま」と言ってあげることでより一層つながりが深まることでしょう。
4.ありがとう
ありがとうは飼い主さんが喜びを表す合図です。
愛犬が良い子にしてくれていたり、トイレをちゃんとしてくれた時などには、たくさん褒めてあげて「ありがとう」と言ってあげるようにしましょう。
「ありがとう」という言葉は飼い主さんが喜んでくれる言葉なんだと、愛犬は感覚で理解してくれるようになります。
5.ダメ!
愛犬に教える言葉で最も大切なフレーズではないでしょうか。
訪問者、周りの人などに噛みつこうとしたり、吠えたりした時などに「ダメ!」「コラ!」という言葉を言い続けると愛犬は「飼い主さんが不満に思っている」という合図になり、表情もプラスすると効果的です。言葉を理解した犬は表情だけでも黙らせたり行動を止めさせることができるようにもなりますが、ちゃんと口に出して言うようにしましょう。
6.ボールや遊ぼう
飼い主さんが愛犬と遊ぶときなどに「遊ぼう」と言うようにすると良いでしょう。
遊ぶのが好きな犬は、この言葉を聞くとハイテンションになって飼い主さんのところへ走って来るようになります。
例えば遊び道具を持ち「ボールで遊ぼう」と言ってボールを見せながら遊びをはじめると、徐々に「ボール」の意味も理解してボールと言えば遊び道具のことだと理解し、ボールをくわえて来てくれるようにもなります。
7.おいで
来てほしい時に使う言葉で、いろんな場面で必要となるフレーズです。
愛犬の名前や手まねきなどをプラスすると良いでしょう。
犬は人の気持ちを理解する
犬は感情を理解する能力がかなり長けています。
「喜び」「楽しみ」「寂しみ」「怒り」は愛犬に伝わり、飼い主さんが今どのような状態なのかを理解します。
日頃からしっかりとコミュニケーションをしていれば飼い主さんが嬉しい時は一緒に喜んでくれたり、悲しいときは、そばに寄り添って飼い主さんを励ましてくれます。
犬にはとても優れた能力が備わっているからこそ人間が決めたルールも理解して従ってくれます。
毎日話しかけていれば飼い主さんと愛犬の生活がさらに楽しく、より豊かになっていきますので積極的に話すようにしてあげてください。